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【連載】「PICK UP モロッコの四角関係(終)」(芸術新潮 2015年4月号)

ジェローム・コレアス指揮 アンサンブル・レ・パラダンマルティン・オロ(C-T)ほか 『フランチェスコ・カヴァッリ:歌劇「オルミンド」全曲』 マーキュリー4000円(税別) 青柳いづみこ選+文 モロッコの四角関係 17世紀…

【連載】「PICK UP 亜麻色の誘惑」(芸術新潮 2015年3月号)

リリアナ・ファラオン、マガリ・レジェ、マリー=アンジュ・トドロヴィッチ他 『ドビュッシー:歌曲全集』キングインターナショナル(オープン価格) 青柳いづみこ選+文 亜麻色の誘惑 フランス近代の作曲家クロード・ドビュッシーは…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第6回 ショパン・コンクール記者会見にて」(ぶらあぼ 2015年3月号)

1月28日、ポーランド大使館で開かれたショパン国際ピアノ・コンクールの記者会見に出席した。今回はこの話題を。 ワルシャワからコンクール主催者の国立ショパン研究所所長のシュクレネルさん、同副所長のマルフフィッツァさんが来日…

【連載】「PICK UP フランス的洗練」(芸術新潮 2015年2月号)

ウィリアム・クリスティ(指揮) レザール・フロリサン(楽団&合唱団) ラモー『ダフニスとエグレー/オシリスの誕生〜ラモーは舞踏の達人のごとく〜』 マーキュリー 4800円(税別) 青柳いづみこ選+文 フランス的…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第5回 ドビュッシーとショパンを繋ぐ『練習曲集』」(ぶらあぼ 2015年2月号)

ショパンの練習曲でどの版を使うか、ピアニストたちは頭を悩ませることだろう。私の学生時代はパデレフスキかコルトー版。現在ではエキエル版が主流になりつつある。 ところで、ショパンの楽譜にはドビュッシー版もあるのをご存じですか…

【連載】「PICK UP 青い目の人形」(芸術新潮 2015年1月号)

ディアナ・ダウラウ(ソプラノ)、ケント・ナガノ(指揮) 『唱歌〜日本の子供の歌』  東京エムプラス2800円(税別) 青い目の人形 青柳いづみこ 選+文 ケント・ナガノは日系アメリカ人3世。妻はピアニストの児玉麻里。第2…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第4回 ショパン・コンクールに思う」(ぶらあぼ2015年1月号)

ワルシャワの冬は寒い。ダウンを通しても冷気が沁み通ってくる。 2015年は第17回ショパン国際ピアノ・コンクールが開かれる年。世界各国のコンテスタントたちは、4月の予備予選に向けて、プログラムに磨きを入れているころだろう…

【連載】「フレンチ・ピアニズムの系譜 第4回 イヴォンヌ・ルフェビュール、マグダ・タリアフェロ(終)」(NHK文化センターメンバーズ倶楽部 2014年冬号)

ルフェビュールな1904年生まれ、タリアフェロは1893年生まれで、年齢は違うが、この2人は同じ1986年に亡くなっている。 私がフランスに留学していた1970年代後半にはまだかくしゃくとしていて、パリの老婦人たちは元気…

【連載】「PICK UP スリリングな時間」(芸術新潮 2014年12月号)

ニコラ・プロスト『パリのサクソフォン』 マーキュリー2800円(税別) 青柳いづみこ選+文 聴いたときは風邪気味だったのだが治ってしまった! そのくらい細胞を活性化してくれるアルバム。 サクソフォンという楽器は1840…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第3回 パガニーニには殺人事件がお似合い?」(ぶらあぼ 2014年12月号)

Les doigts bavardent パガニーニには殺人事件がお似合い? 2014年秋、日本が誇るヴァイオリンの名手・小林美恵さんに、ちょうど100年前にドビュッシー自身がハンガリー系アメリカ人のヴァイオリニストと共…

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