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まちの記憶 阿佐ケ谷 東京杉並区(朝日新聞2021年8月30日)

ご近所文士集い 大酒飲んだ 今も残る「会場」息づく昭和の文化 七夕まつりで知られるアーケード商店街や、線路際の飲み屋街。東京都杉並区のJR中央線阿佐ケ谷駅かいわいには、昭和が薫る。南にちょっと入った住宅街もそうだ。古い釣…

パールセンターのタイムトリップ(あさがや楽 2016年2月11日)

長期の海外滞在から戻ってきたとき、演奏旅行を終えて帰宅したとき、玄関に荷物を置くと、まず阿佐ヶ谷の商店街を歩く。ふっと疲れがとれ、気持ちがやすらぐ。 南口の青梅街道寄りに住んでいるので、中杉通りに出て、パールセンターの中…

「日本を掘り出す下--骨董 文士の系譜」(日経新聞2015年1月11日朝刊)

本物を見抜く圧倒的な力 ー級の先達が示した哲学 青山二郎と同様、多くの文士仲間に「骨董病」を感染させた人物がいる。仏文学者で翻訳家の青柳瑞穂だ。 「孤独な散歩者の夢想」などの翻訳で知られるが、骨董商顔負けの掘り出しをした…

【蔵書の中から】蔵原伸二郎 著「東洋の満月」(日本近代文学館館報 第193号 5月15日)

私自身はあまり本を持たない主義で、調べものなどは近くの杉並区立中央図書館ですませることにしている。フランス世紀末文学に関するジャン・ピエロの評論『デカダンスの想像力』(白水社)などは、何度借りたことだろう。古書店で捜せば…

【特集】「ロートレアモン 未来の詩人」(現代詩手帖 2003年3月号)

青柳瑞穂とマルドロール 石井洋次郎は、その記念碑的労作『ロートレアモン全集』(筑摩書房)の「訳者解説」で、『マルドロールの歌』に対する一般的な反応は二つに分かれる、と書いている。 「嫌悪と当惑に眉をひそめながら書物を投げ…

新メルド日記
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