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「ピアノとスポーツ」(2017年8月27日付 日経新聞朝刊 文化面随想)
2020年には東京オリンピックが開催される。すでに成果を挙げているティーンエージャーたちの活躍が楽しみだし、もっと下の世代から急成長する逸材が出るかもしれない。 同じ年に、ピアノのオリンピックともいうべきショパン・コンク…
「ショパコンファイナル、どちらを選ぶ?」(ショパン 2017年8月号)
選曲の時点で勝負あり!? 第17回ショパン・コンクール、チョ・ソンジンとシャルル・リシャール=アムランの順位を分けたのは、協奏曲の選曲だったと言えよう。ショパンの協奏曲はいずれもワルシャワ時代、20歳前後の作品だが、1番…
【エッセイ】「ショパン・コンクールとシャルル・リシャール=アムラン」
「シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル」プログラム 2016年5月23日 オペラシティ・コンサートホール シャルル・リシャール=アムランの特徴をひとことで表すなら、人間的な魅力に満ちたピアニスト言うことがで…
「ショパン・コンクールを沸かせた”アジア系”と”ティーンエイジャー”」(中央公論 2016年1月号)
五年に一度、音楽の”ワールドカップ” 二〇一五年十月、ポーランド・ワルシャワで三週間にわたって開催された第一七回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクールは、韓国のチョ・ソンジンの優勝で幕を閉じた。私は、四月におこなわれ…
【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり(終)ショパン・コンクール私見」(ぶらあぼ 2015年12月号)
第17回ショパン・コンクールも韓国のチョ・ソンジンの優勝で幕を閉じた。 日本からは小林愛実がファイナリストとなり、入賞は逃したものの10年ぶりの快挙だった。 優勝したチョ・ソンジンは王道を行く選曲で、全ラウンドを通じて完…
【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第9回 ショパコン予備予選でのドラマ」(ぶらあぼ 2015年6月号)
秋に開かれる第17回ショパン・コンクールの予備予選の取材のため、ワルシャワに聴きに行ってきた。期間は4月13日から12日間。書類・DVD審査に合格した158名(欠席6名)がエチュード、ノクターン、マズルカのうち10分程度…
【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第6回 ショパン・コンクール記者会見にて」(ぶらあぼ 2015年3月号)
1月28日、ポーランド大使館で開かれたショパン国際ピアノ・コンクールの記者会見に出席した。今回はこの話題を。 ワルシャワからコンクール主催者の国立ショパン研究所所長のシュクレネルさん、同副所長のマルフフィッツァさんが来日…
【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第4回 ショパン・コンクールに思う」(ぶらあぼ2015年1月号)
ワルシャワの冬は寒い。ダウンを通しても冷気が沁み通ってくる。 2015年は第17回ショパン国際ピアノ・コンクールが開かれる年。世界各国のコンテスタントたちは、4月の予備予選に向けて、プログラムに磨きを入れているころだろう…


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- 【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第32回 マルタ・アルゲリッチ」(音遊人 2020年秋号)
- 「香淳皇后ゆかりのピアノ 100年の歴史を積み重ね、音色よみがえる」(産経新聞 2020年9月4日付)
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