19歳のシューベルト アーカイブ
【CD評】「19歳のシューベルト」(CDジャーナル2025年冬号)
19歳のシューベルトがヴァイオリンとピアノのために書いたソナチネは、若々しさや、瑞々しさ、愛らしさをたたえた作品で、その清新さをそのままに演奏されることが多い。けれどもジョヴァニネッティと青柳は天真爛漫なばかりにすること…
【CD評】「19歳のシューベルト」(ぶらあぼ 2024年11月号)
クリストフ・ジョヴァニネッティは、イザイ弦楽四重奏団やエリゼ弦楽四重奏団で、長らく活躍してきた。青柳いづみことは若い頃から共演があるようで、今回はシューベルト19歳の3つのソナタ。出版時のタイトルは「ソナチネ」とも呼ばれ…
【CD評】「19歳のシューベルト」(レコード芸術ONLINE 2024年12月8日)
推薦:D番号は384・385、408で、いずれもシューベルトが19歳の時に書いたソナタである。ベートーヴェンよりもどちらかと言えばモーツァルトにシンパシーを抱いていたシューベルトだけあって、この初々しい青年期の作品の中に…
【CD評】Caprice-気まぐれ-(ぶらあぼ2023年11月号)
青柳いづみこと西本夏生のピアノ・デュオで、スペインから霊感を受けたフランス音楽集。ドビュッシーの「イベリア」が面白い。管弦楽曲からの編曲だが、音楽内容も響きも実に豊かだ。セビリャーナスの踊りの躍動、ウキウキとした散策、夜…
【CD評】「シューベルトの手紙」(CDジャーナル2023年夏号)
自分はこう読み、こう解釈する。自分はこう弾ける。自分はこう、自分はこう…ということのいっさいない演奏。いや正確には、そんなものどうでもいいじゃないかとばかり、“自分”の痕跡をとどめぬよう、余計なものを軽やかに削ぎ落として…
【CD評】仮面のある風景 F.クープラン作品集(レコード芸術2023年6月号)
美山良夫 【推薦】真珠、それも小粒の素晴らしく光沢が良い真珠を連ねた首飾りのような音の連なり、もっぱら指の力によりコントロールされた音、くっきりとしたアーティキュレーション、ペダルの使用を極力排した、1世紀前のパリで輝き…
【CD評】「シューベルトの手紙」(音楽現代2023年5月号)
【推薦】「シューベルト=歌う作曲家」という表層のみにとどまることなく、深層をえぐった晩年の作品集。冒頭のロンドから、小手先の指さばきでは賄いきれない場所まで分け入って初めて辿り着ける境地が、諦観を漂わせつつ静かに語られる…
【CD評】「シューベルトの手紙」(レコード芸術2023年5月号)
那須田務 【推薦】青柳いづみこと高橋悠治のデュオは、アルバムのコンセプトと弾き手のパーソナリティが魅力だ。今回はわずか31歳10か月で逝去したシューベルトの「早すぎる晩年のピアノ・ソロ曲と連弾曲」。 ブックレットに2二の…
【CD評】「シューベルトの手紙」(ぶらあぼ 2023年4月号)
本盤にはシューベルトが31年という短い生涯で遺した1000曲以上の作品の中から「ロンド」や「アレグレット」など演奏機会の少ないものも含め、晩年の独奏曲と連弾曲が収録されている。まず耳を奪われるのは青柳いづみこの美しい音色…
【CD評】「花のアルバム」(レコード芸術 2022年2月号)
推薦:那須田務 青柳いづみこの久しぷりのソロのアルバムは「花のアルパム」と題して、クープランや高橋悠治などの様々な花にち なんだ音楽を収録している。「妖しくも美しく」という自身による巻頭文が青柳らしい。きれいな花にはト…
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- 【CD評】「天使のピアノ」ぶらあぼ 2009年1月号 評・柴田克彦
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