ドビュッシー海2台6手 アーカイブ
【CD評・特選盤】『海』(レコード芸術 2021年3月号 評・濱田滋郎、那須田務)
濱田滋郎 推薦 ドビュッシーの世界を誰よりもよく知り、彼に関する研究を綴ることや、その作品を演奏することを不断のライフワークとしている青柳いづみこが、このアルバムでは、2人の有能な後輩ピアニストの協力を得て、たいへん珍し…
【CD評・特選盤】『物語』Histoires(レコード芸術 2021年4月号 評・濱田滋郎、那須田務)
濱田滋郎 推薦 至って、“趣味人向き”ながら、類のない魅力をおびた企画として、注目をうながさぬわけには行かないアルバム。イベールの《物語》はーこの中ではーひとまず知られているとして、フローラン・シュミットがアンデルセン童…
【CD評】ドビュッシー: 「海」、ファリャ: 「スペインの庭の夜」、グレインジャー: 「緑の茂み」(朝日新聞 2021年1月21日付夕刊)
手練れ揃いのピアノ2台6手! 聴き物はカプレ編曲の「海」。大管弦楽による華麗な油絵が30本の硬軟自在な色鉛筆による細密画に大変身。明晰だけれど過剰。目が眩む(片)
【CD評】「6人組誕生!」(ぶらあぼ 2020年3月号)
経緯、詳細は椎名亮輔氏の読み応えのあるライナーに譲るとして、1920年の結成からちょうど100年ということに因む、フランス6人組+その集結のきっかけとなったサティの「パラード」を収めたなんとも素敵なアルバム。中でも最も有…
【CD評】「6人組誕生!」(レコード芸術 2020年3月号)
濱田滋郎 <推薦>世に名高い、20世紀前半の「フランス6 人組」……しかし、これにまつわる諸事情を知るにつけ、--当ディスクの解題(椎名亮輔氏による)を読んでもわかるとおり--この集団が、ある確固とした信念を抱く音楽家た…
【CD評】「6人組誕生!」(サライ 2020年5月号)
今月の推薦盤 林田直樹 異質な二人の共演が織りなす自由な世界でレザネ・フォル(狂乱の時代)を追体験 文筆家でピアニストの青柳いづみこ、作曲家でピアニストの高橋悠治-屈指の言葉の使い手でもある、異質な二人の音楽家が、火花を…
【CD評】「6人組誕生!」(音楽現代 2020年5月号)
<推薦>ピアニストの青柳いづみこと高橋悠治が連弾で、20世紀初めのフランス音楽を紹介する。タイトルの通り「フランス6人組」の作品を並べ、そこに彼らの導き手であるサティの曲を加える。音の質感の変化がどの作品でも、その楽しさ…
【CD評】「6人組誕生!」(CDジャーナル 2020年春号)
1920年前後のパリの音楽界は活況を呈していた。その代表格が、作風も生き方も異なる作曲家6人が集まった”フランス6人組”。その謎を紐解く秀逸なアルバムだ。ピアノというモノクロームな共通素材を通してリアルにその実体が映し出…
【CD評】「6人組誕生!」(月刊ピアノ 2020年3月号)
評:河本美和子 20世紀初頭のパリでサティを中心に集まった若手作曲家”フランス6人組”。諧謔(かいぎゃく)的なミヨー、軽妙なプーランク、オリエンタルな雰囲気のタイユフェール、ミステリアスなデュレ、力強いオネゲル、コケティ…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(CDジャーナル 2019年5・6月号 評:堀江昭朗)
奇才・高橋悠治の編曲と連弾もだが、彼の訳による詩の朗読を青柳自ら行っているのも聴きもの。訥々とした語りに風情が漂う。その詩を書いたルイスによる歌曲、マラルメによる歌曲など、象徴派の詩人を”登場”させることで「ドビュッシー…


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