6人組誕生! アーカイブ
【CD評】「ドビュッシーの夢」(レコード芸術 2018年6月号)《特選盤》濵田滋郎
【推薦】今月、2人の若いアーティストと共に、好企画かつ監修のアルバム『ドビュッシーの墓』を公にした青柳いづみこが、ここにさらにもう1枚、こちらは彼女のソロ・アルバムとなる『ドビュッシーの夢』を出し、没後100周年を迎えた…
【CD評】「ドビュッシーの夢」(日経新聞2018年5月15日夕刊)
文筆家としても知られるピアニストによる、今年没後100年を迎えたドビュッシーをテーマにしたアルバム。色彩的な「印象派」のイメージが強い作曲家だが、この演奏は単に美しい音楽を表現しただけではない。旋律やリズムの独創性や響き…
【CD評】ストラヴィンスキー「春の祭典」「ペトルーシュカ」(毎日新聞 2017年11月22日付 東京夕刊 礒山雅・選)
重量級の新譜が競い合う今月だが、特色のあるものを紹介しよう。クルレンツィスの《悲愴》には圧倒された。重層的なスコアの読みによりいろいろな音に光が当てられるため、別の曲のように聞こえることもしばしば。それでいて太い線が貫き…
【CD評】ストラヴィンスキー「春の祭典」「ペトルーシュカ」 レコード芸術2017年12月号
レコード芸術特選盤 濵田滋郎 [推薦]《春の祭典》《ペトルーシュカ》のピアノ4手版は、他の作曲家によるオーケストラ曲のそれらと比べて、抜群におもしろく、別個の世界を謳歌するものとして耳に、心に、響く気がする。もとより私は…
【CD評】「大田黒元雄のピアノ 100年の余韻」月刊『無線と実験』12月号 評・平林直哉
大田黒元雄(1893-1979)は日本の音楽評論の草分け的存在だった。1913年、20歳の大田黒はロンドンに渡り、当時日本では知られていない作品を多数耳にした。帰国後は音楽評論を始めるとともに、大田黒邸には多数の音楽好き…
【CD評】「大田黒元雄のピアノ 100年の余韻」ぶらあぼ 2016年11月号 評・伊藤制子
100年以上の時を超え、味わい深い音色が冴え渡る。音楽評論家として戦前の音楽界をリードした大田黒元雄旧蔵の1900年製スタインウェイが、青柳いづみこと高橋悠治の洒脱な演奏で蘇った見事なアルバムだ。 選曲も凝っている。19…
【CD評】「大田黒元雄のピアノ 100年の余韻」レコード芸術 2016年11月号《特選盤》
【CD評】「大田黒元雄のピアノ 100年の余韻」朝日新聞 2016年10月17日夕刊 for your Collection《推薦盤》
主役は1900年のスタインウェイ。マクダウェルやスコットの小曲などで大正期の大田黒邸のサロンを再現。プロコフィエフの「束の間の幻影」を経て、最後は連弾でラヴェル。古き良き時代の雰囲気をたっぷりと。(金)
【CD評】「ロマンティック・ドビュッシー」ショパン 2011年1月号 評・壱岐邦雄
2009年、三重県総合文化センターで収録。ドビュッシーの30歳前後(1890〜1905)の作品が収録されている。当時のヨーロッパ音楽シーンは、ロマン派、後期ロマン派の円熟期にあった。ドビュッシーはマーラー、R.シュトラウ…
【CD評】「監修アルバム 眠れない夜に聴く、ミステリー・クラシック」BILLBOARD JAPAN 評・高島直子
五線譜の上で遊ぶ可愛い猫のイラストと、「MYSTERY CLASSIC」というタイトル。どういう意味かとライナーノーツを開いてみると、なるほど、ミステリー小説やミステリー映画にまつわるクラシックを集めたコンピレーションア…
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