花を聴く花を詠む アーカイブ
【CD評】「6人組誕生!」(サライ 2020年5月号)
今月の推薦盤 林田直樹 異質な二人の共演が織りなす自由な世界でレザネ・フォル(狂乱の時代)を追体験 文筆家でピアニストの青柳いづみこ、作曲家でピアニストの高橋悠治-屈指の言葉の使い手でもある、異質な二人の音楽家が、火花を…
【CD評】「6人組誕生!」(音楽現代 2020年5月号)
<推薦>ピアニストの青柳いづみこと高橋悠治が連弾で、20世紀初めのフランス音楽を紹介する。タイトルの通り「フランス6人組」の作品を並べ、そこに彼らの導き手であるサティの曲を加える。音の質感の変化がどの作品でも、その楽しさ…
【CD評】「6人組誕生!」(CDジャーナル 2020年春号)
1920年前後のパリの音楽界は活況を呈していた。その代表格が、作風も生き方も異なる作曲家6人が集まった”フランス6人組”。その謎を紐解く秀逸なアルバムだ。ピアノというモノクロームな共通素材を通してリアルにその実体が映し出…
【CD評】「6人組誕生!」(月刊ピアノ 2020年3月号)
評:河本美和子 20世紀初頭のパリでサティを中心に集まった若手作曲家”フランス6人組”。諧謔(かいぎゃく)的なミヨー、軽妙なプーランク、オリエンタルな雰囲気のタイユフェール、ミステリアスなデュレ、力強いオネゲル、コケティ…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(CDジャーナル 2019年5・6月号 評:堀江昭朗)
奇才・高橋悠治の編曲と連弾もだが、彼の訳による詩の朗読を青柳自ら行っているのも聴きもの。訥々とした語りに風情が漂う。その詩を書いたルイスによる歌曲、マラルメによる歌曲など、象徴派の詩人を”登場”させることで「ドビュッシー…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(CDジャーナル 2019年4月号)
ドビュッシーをライフワークとする青柳の、作曲家没後100年(2018年)企画に新たな一枚が加わった。”詩人”をテーマに、歌曲(盛田麻央/S)だけでなく、文学を源泉とする器楽曲の4種連弾(高橋悠治/p)を合わせる洒落た切り…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(ぶらあぼ 2019年3月号)
日本を代表するドビュッシー研究家・ピアニストである青柳いづみこによる本ディスクは、ドビュッシーの「印象派」というイメージをくつがえす重要なものとなっている。ドビュッシーは象徴派や高踏派の詩人と親交を結び、影響を受けた楽曲…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(月刊ピアノ 2019年3月号)
ピアノ演奏と執筆の世界で活躍する青柳が、ドビュッシーの歌曲とピアノ連弾曲を録音。「牧神の午後への前奏曲」では高橋悠治との連弾を聴かせ、歌曲「亜麻色の髪の乙女」では乙女がひばりと歌う様子を演奏する。「6つの古代碑銘」は本人…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(音楽現代 2019年4月号)
推薦 音と言葉、2つの媒体を紡ぐ青柳いづみこならではのドビュッシー選集。パリの詩人たちの詩作を基にした連弾曲や歌曲、朗読作品を収める。《牧神の午後への前奏曲》、《小組曲》は高橋悠治との連弾。ニュアンスの多彩さが想像を無尽…
【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(レコード芸術 2019年3月号)
濱田滋郎●Jiro Hamada 推薦 昨”ドビュッシー・イヤー”の余韻を曳いてであろう、青柳いづみこが、一見”落穂拾い”のようでいて、おそらく会心のアルバムを世に出した。二重奏(連弾)の相方には、異色のコンビと見えなが…
CD関連記事 ランダム5件
- 6人組誕生! 青柳いづみこ 高橋悠治
- 【関連記事】ドビュッシー: 「海」、ファリャ: 「スペインの庭の夜」、グレインジャー: 「緑の茂み」(東京新聞、中日新聞 2021年2月8日付夕刊)
- ストラヴィンスキー『春の祭典』『ペトルーシュカ』青柳いづみこ&高橋悠治(1台4手連弾)
- 【CD評】ストラヴィンスキー「春の祭典」「ペトルーシュカ」 レコード芸術2017年12月号
- 【CD評】「ロマンティック・ドビュッシー」ショパン 2011年1月号 評・壱岐邦雄
Pick Up!
CDのご注文
サイン入りCDをご希望の方
ご希望の方には、青柳いづみこサイン入りのCDをお送り致します。
ご注文フォームに必要事項をご記入の上お申し込みください。
お支払い方法:郵便振替