奇才・高橋悠治の編曲と連弾もだが、彼の訳による詩の朗読を青柳自ら行っているのも聴きもの。訥々とした語りに風情が漂う。その詩を書いたルイスによる歌曲、マラルメによる歌曲など、象徴派の詩人を”登場”させることで「ドビュッシーは印象派ではない」という青柳の主張もアピール。美しいアルバムだ。
*CDランダム5枚*


CD関連記事 ランダム5件
- 【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(朝日新聞 2019年2月18日夕刊)
- 【CD評】「ドビュッシーの神秘」レコード芸術 2012年10月号 評・那須田 務
- 【CD評・特選盤】『海』(レコード芸術 2021年3月号 評・濱田滋郎、那須田務)
- 【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(月刊ピアノ 2019年3月号)
- 【CD評】「ロマンティック・ドビュッシー」ぶらあぼ 2010年11月号 評・堀江昭朗
Pick Up!
CDのご注文
サイン入りCDをご希望の方
ご希望の方には、青柳いづみこサイン入りのCDをお送り致します。
ご注文フォームに必要事項をご記入の上お申し込みください。
お支払い方法:郵便振替