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【連載・最終回】バッハ 「前奏曲ハ長調」(なごみ 2018年12月号)
ド・ミ・ソが織りなす美しい響き グノーが「アヴェ・マリア」の美しいメロディをつけたバッハ「平均律クラヴィーア曲集第一巻」の第一番「前奏曲」。原曲は一七二二年、グノーの歌曲は一八五九年作だから、なんと百三十七年の時を隔て…
【連載】ウェーバー 「舞踏への勧誘」(なごみ 2018年10月号)
ウィンナ・ワルツの雛形になった ウェーバー「舞踏への勧誘」 誰でも知っている「美しき青きドナゥ」。ヨハン・シュトラウス二世が書いた代表的なウィンナ・ワルツだ。 ドナウ河のさざなみを思わせるイントロについで、浮き浮きす…
【連載】第1回 ショパン「別れのワルツ」(なごみ 2018年1月号)
「別れのワルツ」として親しまれているショパンの「ワルツ作品69-1」は、ためらいがちな右手のイントロで始まる。波のように揺れて左手に受け止められ、また揺れて……だんだん沈んできたところで一挙に浮き上がり、思いのたけを…
【連載】モーツァルト「お母さまきいてちょうだい」(なごみ 2018年9月号)
「きらきら星」が12通りに展開する タイトルはフランス語で「ヴ・ディレ=ジュ・ママン」。 直訳すると、「ママ、私はあなたに何を申しましょうか」。フランス語特有の理屈っぽい言いまわしだが、実際には「ねぇねぇ、お母さんたら」…
【連載】メンデルスゾーン「甘い思い出」(なごみ 2018年7月号)
二重唱のように豊かなメロディ メンデルスゾーンの「無言歌集」は、はじめて弾いたロマン派の音楽だった。 子どものころは手が小さいから、ハイドンやモーツァルトなど古典派の作品を課題にいただく。背が低くてペダルが踏めない(昔は…


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