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【特集】「いま、幸福な男の資格」(BRAVO! Business FRAU増刊号 2004年4月10日号)

妻にする女、愛人にする女、部下にする女 妻にするなら・・・世話好きがいい。女性は、二種類に分かれるようだ。男姓の世話を焼くのが好きという人と、めんどくさいという人。 いささか古くなるが、桐島洋子の『聡明な女は料理がうまい…

【書評】中山可穂 著「弱法師」(週刊現代 2004年3月20日号)

タブーを秘めた愛のかたちを能の世界の「妖しさ」に重ねて 中山可穂は、異形の愛を描いて魅力のある作家だ。それも、同性愛、両性愛、近親相姦などステレオタイプ的な区分けではなく、クロスオーバー、あるいは潜在的にとどまっていると…

【連載】「花々の想い…メルヘンと花 3」(華道 2004年3月号)

ゲーテ・詩 モーツァルト・曲「すみれ」 「すみれが一輪、背をかがめてひっそりと野に咲いていて、それはとてもかわいらしいものでした」(木村能里子訳) ゲーテの詩によるモーツァルトの歌曲「すみれ」は、こんな一節にふさわしい、…

【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第5回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2004年2/3月号)

プログラムエッセイ 倒錯の愛 ひと口に〈倒錯の愛〉といっても、いろいろある。ワーグナー『ワルキューレ』のジ ークムントとジークリンデは、双子の兄妹間の近親相姦。彼がヒントを得たといわれリヒャルト・シュトラウスの『エレクト…

【連載】「花々の想い…メルヘンと花 2」(華道 2004年2月号)

レ・ミ・ド・グールモン 「白木蓮」 早春、まだ新芽が出る前に白木蓮が咲き誇っているさまを見ると、羽根を休めている白鳥の群れを思い浮かべる。やや黄色みを帯びた乳白色。つややかで肉厚の花弁。 しかし、この花は寒さに弱い。晩霜…

【リレー連載】「ラスト・ソナタへの誘い」第1小節(音楽現代 2004年1月)

一九一七年、つまり、ドビュッシーの死の前年に書かれた『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』は、文字通り彼の白鳥の歌である。二年前に直腸癌の宣告を受けた彼は、第一次世界大戦のさなか、精神的にも肉体的にも極限状態にあった。『…

【連載】「花々の想い…メルヘンと花 1」(華道 2004年1月号)

マルシャーク「森は生きている」 英名はスノードロップ(雪の雫)。雪の間から顔をのぞかせる。 アダムとイヴが楽園から追放されるとき、たまたま雪が降っていた。悲しむイヴを見た天使は、冬かすぎれば春が来るからとなぐさめ、舞い落…

【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第4回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2004年1月号)

プログラムエッセイ ワルツの〈愛〉 ワルツ王ヨハン・シュトラウスの伝記作者フランツ・エンドラーは、「ワルツはまだその名前が確定していなかった時期から、すでにひじょうにエネルギッシュで、官能的で、人を刺激し、興奮させる踊り…

【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第3回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2003年12月号)

プログラムエッセイ 嫉妬という名の〈愛〉 初演時には「田園生活の思い出」というタイトルがついていたベートーヴェンの『交響曲第6番』は、作曲家の自然への〈愛〉から生まれた。 かなり好戦的な人間で女好きでもあったベートーヴェ…

【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第2回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2003年11月号)

プログラムエッセイ 表明される愛 音楽は、本質的に抽象的なものである。いくら音で描写しても、概念が明確に固定されないのだから、印象も固定されない。作曲家がこんな感動を与えたいと思っても、聞き手の方では全く別な風に受け取る…

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