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「ピアノとスポーツ」(2017年8月27日付 日経新聞朝刊 文化面随想)

2020年には東京オリンピックが開催される。すでに成果を挙げているティーンエージャーたちの活躍が楽しみだし、もっと下の世代から急成長する逸材が出るかもしれない。 同じ年に、ピアノのオリンピックともいうべきショパン・コンク…

【書評】ジョシュア・ハマー著『アルカイダから古文書を守った図書館員』(産経新聞 2017年7月30日朝刊)

『アルカイダから古文書を守った図書館員』 ジョシュア・ハマー著/梶山あゆみ訳(紀伊国屋書店・2100円+税) 手に汗握る運び出し作戦 先ごろ、イラク北部モスルの「イスラム国(IS)」からの解放が伝えられたが、2012年に…

「ショパコンファイナル、どちらを選ぶ?」(ショパン 2017年8月号)

選曲の時点で勝負あり!? 第17回ショパン・コンクール、チョ・ソンジンとシャルル・リシャール=アムランの順位を分けたのは、協奏曲の選曲だったと言えよう。ショパンの協奏曲はいずれもワルシャワ時代、20歳前後の作品だが、1番…

【講演】ドビュッシーの青春 問いかける教室 13歳からの大学授業 2013年8月3日(桐光学園)

ドビュッシーの青春:パリの詩人たちとの鮮やかな日々 講演者:青柳いづみこ(ピアニスト、文筆家、大阪音楽大学教授) 19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家、クロード・ドビュッシー。ピニストであり文筆家、…

【書評】ピアニスト・文筆家、青柳いづみこが読む『ぼくの死体をよろしくたのむ』川上弘美著(産経新聞 2017年4月16日)

喪失にまつわる人模様を なんでもペアで買う癖、というエッセーを書いたことがある。セーターやTシャツ、パジャマや靴下、スカーフやショール、そして指輪。 どうしてそうなるのか、うまく分析できない。使って傷むのが嫌なので、スペ…

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