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中村紘子さんを悼む

世界を意識 教育にも熱 中村紘子さんの訃報に接し、がくぜんとしている。病のため何回か公演を休止したが、この4月には東京交響楽団とモーツァルト「ピアノ協奏曲第24番」を演奏。再び活発な活動が展開されるものとばかり思っていた…

【書評】テディ・パパブラミ 『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』(藤原書店)

恐怖政治から逃れ演奏 テディ・パパヴラミ著 山内由紀子訳 フランスを拠点に活躍するアルバニアのヴァイオリニスト、テディ・パパゥラミが自らの半生をつづった書。著者は文学者としての顔ももつ。喚起力豊かな文章で、祖父のドドや謎…

「私のモーツァルト2」パンチ 2008年12月

六歳の時からピアノを弾いてますから、いろいろとモーツァルトの曲には触れてるんです。最初のモーツァルト体験かどうかは分かりませんが、子ども用のソナチネアルバムにあった、モーツァルトのニ長調のロンドが印象に残っていますね。 …

「モーツァルトをチェンバロ、ハンマーフリューゲル、ピアノで弾き分けたピュイグ=ロジェ先生」(ムジカノーヴァ 1986年6月号)

日本ピアノ教育連盟第2回全国研究大会・前夜祭にて インタビュー・青柳いづみこ 東京芸術大学の招きで来日されてから六年半、演奏に教育に……と八面六臂の大活躍をなさっていらっしゃるピュイグ=ロジェ先生に、日本ピアノ教育連盟の…

「ラフォルグ抄」(2009年 文藝春秋)

一冊の書によって影響を受けたことは、なかったような気がする。 私と本とのかかわりは、おそらく次のようなものだろう。ごく幼いうちに「私」というものは確立され、ただ、その「私」が「私」のままで生きようとするとさまざまなシーン…

新メルド日記
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