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【連載】 随想「松葉カニ」(神戸新聞 2011年1月25日夕刊)
冬になるとカニが食べたくなる。たらばガニ、毛ガニ、上海ガニといろいろなカニを食べてきたが、やはり山陰の松葉ガニが一番繊細で香り高い。 山陰には母の実家があるから、私が子供のころは、祖母からときどき津居山のゆでガニが届けら…
【連載】 随想 「豆」(神戸新聞 2011年1月7日夕刊)
正月は、黒豆を肴にちびちび酒を飲むのが好きだ。丹波篠山のおおぶりな豆をふっくらとたいたもの。母が生きていたころは家で煮ていた。豆をやわらかくするため、一晩煮汁につけておく。 色をよくするために古釘を入れる。コクを出すため…
「レンバッハハウス美術館所蔵カンディンスキーと青騎士」展覧会に寄せて(東京新聞 2010年12月1日夕刊)
こちらをクリックしてご覧ください 「カンディンスキーと青騎士の画家たち」>>
【書評】ロベルト・コトロネーオ著 河島英昭訳「ショパン 炎のバラード」(青春と読書 2010年11月号)
音楽とは、情念そのもの 今年生誕二百年を迎えたショパン。よく知られているのは『小犬のワルツ』か『雨だれの前奏曲』か。名前がすぐ浮かぶショパン弾きはブーニンだろうか、ランランだろうか。 本書のテーマである『バラード第四番』…
「曲の解釈 和の心生かして~ショパンコンクール 日本人振るわず~」(朝日新聞大阪版 2010年11月10日文化面)
ショパン生誕200年に当たる今年、第16回ショパン国際コンクールが10月にワルシャワで開催された。世界で最も権威あるピアノのコンクールとして知られ、日本は、国別では最多の17人が予選出場権を得たにもかかわらず、1980年…


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