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「レンバッハハウス美術館所蔵カンディンスキーと青騎士」展覧会に寄せて(東京新聞 2010年12月1日夕刊)
こちらをクリックしてご覧ください 「カンディンスキーと青騎士の画家たち」>>
「曲の解釈 和の心生かして~ショパンコンクール 日本人振るわず~」(朝日新聞大阪版 2010年11月10日文化面)
ショパン生誕200年に当たる今年、第16回ショパン国際コンクールが10月にワルシャワで開催された。世界で最も権威あるピアノのコンクールとして知られ、日本は、国別では最多の17人が予選出場権を得たにもかかわらず、1980年…
「わたしが選ぶ 日本の文化遺産」(芸術新潮 2010年1月)
ドラマの生れる家 旧青柳瑞穂邸 父方、母方と、身近なところで文化財には事欠かない。 私が現在も住んでいる東京杉並の家は、亡祖父にあたる青柳瑞穂が昭和2年から住んでいたものである。もともとは、祖母の実家が持っていた貸家だっ…
「新 仕事の周辺 作品そのものが音楽という文学」(産経新聞 2009年10月11日朝刊)
こちらをクリックしてご覧ください【PDF】
【特集】「相撲の神髄」(東京人 2009年6月号)
私の好きな力士 北葉山英俊 小さな身体で繰り出すうっちゃり 最近の大相撲は、私が熱心に見ていた昭和三十年代の相撲に、少し似ている。というのは、モンゴル勢が中心なので、比較的小柄で腰の力の強い人が目につくからだ。 まわしを…
【グラビア】「私の仕事場 No.45」(中央公論 2009年2月号)撮影・葢田純一
鍵盤のみが聖域? モノ書きの部屋は散らかっていてよろしい、ということになっているらしい。散らかり具合で本や資料の何となくのありかを覚えているので、片づけられてしまうとかえってわからなくなるという話もきく。いっぽう、ピアニ…
【特集】「読んでから聴くクラシック入門」(中央公論 2008年10月号)
作曲家を知る楽聖たちの人間像を読み解く クラシック音楽の適切な入門書を探すのはそうたやすいことではない。音楽には文学や美術と違って楽譜や音楽用語という壁がある。作品を解説する場合、文学なら文章を引用し、美術なら画布や彫刻…
「週刊図書館 あの本」(週刊朝日 2008年7月4日号)
散り散りになった楽譜 中学は中くらいの進学校で、教師の子供が多かった。 図書室には世界文学全集がずらりと並ぶ。まだ読書量を誇るような雰囲気が残っていて、ぶ厚い本を読みかじってはドストエフスキー派だとかトルストイ派だとか、…
「ネコと呼ばれた猫」(ねこ新聞 2008年3月号)
吾輩は猫である。名前はまだ無い。というのが漱石の『猫』の書きだしだが、ウチに十何年かいた猫は、名前を”ネコ”と言った。本人も自分は”ネコ”だと思っていたらしく、「ネコちゃん」と呼ぶと、「みゅー」とか甘い声を出してすり寄っ…
「音楽マンガの効果」(本の雑誌 2008年3月号)
一色まことの音楽マンガ『ピアノの森』には、こんなシーンがある。 全日本学生ピアノコンクールの小学生部門。幼少から才能を発揮する子供たちはすでに有名で、情報が行き渡っているものだが、一人、まったく無名の五年生が予選会に出場…
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