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「演奏家と批評家の危うい関係。」(東京人2017年10月号)

演奏家は、ときに評論家によって光を当てられ、ときに評論家によってその道を閉ざされる。かつては、そういう大物評論家がいたという。 演奏と執筆、二足のわらじを履く筆者の心の内。 —– 一九六〇年十月、…

【追悼記事】「中村紘子さんの思い出」ショパン 2016年11月号

拙書『ショパン・コンクール最高峰の舞台を読み解く』(中公新書)を執筆するにあたり、中村紘子さんにぜひお話をうかがいたいと思いつつ、ご病気の報に躊躇しているうちに計報が届けられた。 中村さんには『チャイコフスキー・コンクー…

「現役ピアニストが語る大ピアニスト サンソン・フランソワ」ショパン 2016年9月号

サンソン・フランソワ(1924-1970) Samson François サンソン・フランソワのデビュー盤は、1947年9月に78回転のレコードのために録音したラヴェル『スカルボ』である。このレコードが同年3月に録音し…

中村紘子さんを悼む

世界を意識 教育にも熱 中村紘子さんの訃報に接し、がくぜんとしている。病のため何回か公演を休止したが、この4月には東京交響楽団とモーツァルト「ピアノ協奏曲第24番」を演奏。再び活発な活動が展開されるものとばかり思っていた…

「私のモーツァルト2」パンチ 2008年12月

六歳の時からピアノを弾いてますから、いろいろとモーツァルトの曲には触れてるんです。最初のモーツァルト体験かどうかは分かりませんが、子ども用のソナチネアルバムにあった、モーツァルトのニ長調のロンドが印象に残っていますね。 …

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