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【連載】「フレンチ・ピアニズムの系譜 第3回 マルグリット・ロン」(NHK文化センターメンバーズ倶楽部 2014年秋号)

マルグリット・ロン(1874〜1966) 今もロン=ティボー・コンクールで名を残しているマルグリット・ロンは、フランスの偉大なピアニスト、教師の一人である。門下生はサンソン・フランソワ、フィリップ・アントルモン、ガブリエ…

【連載】「PICK UP やさしい愛のメッセージ」(芸術新潮 2014年8月号)

チョン・ミョンフン『エリーゼのために〜マエストロからの贈りもの』 ユニバーサル ミュージック 2808円(税込) 青柳いづみこ選・文 ドビュッシー『月の光』、ベートーヴェン『エリーゼのために』、シューマン『トロイメライ』…

ショパン:練習曲集  ポリーニVSコルトー(Mostly Classic 2014年9月号)

優雅で多彩、自分で自分の音楽の舵取りをするのがうまいコルトー 完全無欠の技巧は、作品10より作品25の方で生きているポリーニ 文 青柳いづみこ◎ピアニスト・文筆家 ショパン:12の練習曲  <作品10>  作曲…1829…

【書評】「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか 他」(毎日新聞2014年7月13日)

「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか」浦久俊彦著 新潮新書 778円 「アルフレッド・コルトー」ベルナール・ガヴォティ著 遠山一行、徳田陽彦訳 白水社 「ピアニストが語る!」チャオ・ユアンブー著 森岡葉訳 アル…

【コンサート評】「アルド・チッコリーニ ピアノリサイタル」(ショパン2014年8月号)

アルド・チッコリーニ ピアノリサイタル 2014年6月18日 東京芸術劇場 コンサートホール

「書店との出合い ミステリーの大人買い」(日販通信2014年7月号)

亡祖父はフランス文学者。阿佐ヶ谷の自宅は、その昔、中央線沿線の貧乏文士が集う阿佐ヶ谷会の会場となったところだ。井伏鱒二や太宰治をはじめ、上林暁や木山捷平、外村繁など私小説作家たちのたまり場で、本棚にはその方面の書籍がたく…

【連載】「PICK UP 夏至の夜を爽やかに」(芸術新潮 2014年7月号)

メンデルスゾーン:劇付随音楽『真夏の夜の夢』全曲 オクタヴィア3000円(税別) 青柳いづみこ選・文 シェイクスピアの『真夏の夜の夢』。アテネ近郊の森に住む妖精王オベロンとその妃ティタニアをめぐるドタドタ劇を、いたずら好…

【書評】「小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾・村上春樹」(新潮『波』2014年7月号)

「らあ、らあ、らあ」−小澤征爾の言葉、村上春樹の音楽 あらためて言うまでもないが、音楽は言葉を越えた芸術である。オーケストラの指揮者のプローべ、室内楽の練習、教師のレッスン、その他あらゆるシーンで言葉を使ってコミュニケー…

「デュフィ展 画布全体に音楽息づく」(東京新聞 2014年6月2日朝刊)

デュフィ展 2014年6月7日(土)〜7月27日(日) Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)

【連載】「PICK UP 風かおるアルバム」(芸術新潮 2014年6月号)

三上明子&坂戸真美 『風のディアローグ〜フルートとオルガンのためのフランス音楽〜』 フォンテック 2800円(税別) 青柳いづみこ選・文 一聴して、文字どおり耳を洗われる。頭の中をさわやかな風が吹き抜けていく。…

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