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「ヴィンテージピアニストの魅力 終わりに」(音遊人 2022年冬号)
十年前に開始した本連載も今回で終止符を打つ。 第一回にアリス•アデールという、 日本ではほぼ知られていないピアニ ーストを取り上げたことからもわかるように、コンセプトはアンチ•コンクールだった。 コンクールは、自分も子供…
サイエンスアカデミーへのいざない「弾いて書くことの惑い」(日本海新聞 2022年10月18日)
昨今、大谷翔平選手の大活躍のおかげで二刀流が話題になっている。 私の場合は、本を書いてピアノを弾く二刀流。1980年にデビューしてから東京芸大の博士課程に再入学し、ドビュッシーの研究で博士号を得た。ドビュッシーとその…
ショパンコンクール 能動的だった日本人出場者(西日本新聞 2022年2月26日付朝刊)
今年10月、ワルシャワで開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールは、中国系カナダ人ブルース・リウの優勝で幕を閉じた。日本から本大会に出場した14人のうち、反田恭平が内田光子以来51年ぶりの第2位、小林愛実も第4位…
天から二物(日経新聞 2022年2月27日付)
ピアニストの山田剛史さんにお会いしたのは、東京都内で開かれた日本バッハコンクール全国大会の審査でご一緒した折だった。審査員長をつとめる先生が、「このかたは、あの灘高から芸大に行かれたのですよ」と紹介してくださった。 …
ドビュッシーから見たボードレール(びーぐる 53号)
クロード・ドビュッシー(一八六二~一九一八)が一九一七年二月、生涯最後に書いたピアノ曲は、『石炭の明かりに照らし出された夕べ』というタイトルを持っている。ボードレール『悪の華』の「露台」の一節からとられたものだ。 そ…
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