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【特集】「音楽に恋愛を聴く」(音楽の友 2004年12月号)

恋の喜びとエロスの充満──ドビュッシー《喜びの島》  ドビュッシーは、どちらかといえば暗い性格だった。最初の妻リリーは、ときおり陽気になることもあるが、彼の心の底には「哀しみ」があった、と回想している。 ドビュッシーの音…

【リレー連載】「ラスト・ソナタへの誘い」第1小節(音楽現代 2004年1月)

一九一七年、つまり、ドビュッシーの死の前年に書かれた『ヴァイオリンとピアノのためのソナタ』は、文字通り彼の白鳥の歌である。二年前に直腸癌の宣告を受けた彼は、第一次世界大戦のさなか、精神的にも肉体的にも極限状態にあった。『…

「音楽と文学」(慶応義塾大学芸文学会誌「芸文研究」第84号)

音楽と文学── モーリス・ラヴェルとレーモン・ルーセルの場合 文学者と音楽家を比較して論じようとする場合、どちらの側に足場を置くかによって方法論や意味づけも変わってくるだろう。 フランス近代の作曲家モーリス・ラヴェルの音…

【特集・ピアノ音楽の潮流】「近代のピアノ音楽」(レコード芸術 2003年6月号)

青柳いづみこ、ピアニストたちのアプローチを語る テーマ曲ドビュッシー:前奏曲集第1巻 まずドビュッシーのピアノ曲での《前奏曲集第1巻》の位置を簡単にお話しましょう。1909年12月~10年2月にかけて完成された作品ですが…

「ヴィクトリア&アルバート美術館所蔵英国ロマン主義絵画展」(読売新聞関西版 2003年2月26日夕刊)

海の音響く 静かな情熱 ターナー『イースト・カウズ城:停泊地へ向かうレガッタ』の前に立ったとき、音楽が聞こえてきた。ドビュッシーの交響的エスキス『海』の第一曲。オーボエの呼びかけと、コーラングレの応答。こちらは夜明け、タ…

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新メルド日記
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