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【特集】「日本の知力」識者に聞く(読売新聞 2008年1月8日朝刊)聞き手・柴田文隆 編集委員

音楽教養と感性の結晶 「人間の知はどのように誕生し、人間はなぜ音楽をするようになったのだろうか」--。欧米のアーティストと話すと必ず、音楽の背景に存在する哲学、宗教と絡んだこういう話が出てくる。日本人にこうした認識がない…

【特集】「没後90年に向けて クロード・ドビュッシー特集」(レッスンの友 2007年12月号)

「パゴダ」を弾くときは日本人の特性を活かして! 昨年冬、勤め先の大阪音大から、カザフスタンの国際コンクールの審査員として派遣された。カザフスタンってどこ? ときく人も多いだろう。カスピ海に面した旧ソ連最大の国で、朝青龍の…

【特集】「グレン・グールド生誕75年&没後25年」(レコード芸術 2007年9月号)

「頭で弾くピアニスト」グールドの奏法 --彼の理想の音楽を表出させるために 「彼(グールド)はあらゆる点で実にすばらしいピアニストでした」とエマニュエル・アックスはデイヴィッド・デュヴァルのインタビューに答えて語っている…

【書評】桐生典子 著「天上の白い笑み」(サンデー毎日 2007年8月5日号)

女同士に本当の友情は育たないとよくいわれる。ジェラシーが激しいからだそうな。本当にそうかしら? 私には、親友と呼べる女性ピアニストがいる。縁あって同じ音高・音大にすすみ、デビューしてからも互いの活動を励ましあっている。お…

【エッセー】「こころを言葉に」(日本エッセイスト・クラブ編 2007年7月刊)

アンブラッス 井山登志夫の『僕の女房はフランス人』(三修社)は、実地体験から異文化コミュニケーションについて考える、なかなかおもしろい本だ。 食通の街、ディジョンで夫人のマリー・テレーズと出会い、「一目惚れ」で結婚した井…

「ドビュッシーと秘密結社-『ダ・ヴィンチコード』の真偽や如何に」(レコード芸術 2006年7月号)

「私の中にあるすべてのものは説明不可能です」とドビュッシーは手紙に書いている。「私は自分自身を制御することができません」 いったいこういう人物に秘密結社の総長がつとまるものだろうか。とはいえ、秘密厳守にかけてはドビュッシ…

「読書ガイド 著者に聞く」(婦人公論特別編集版 八王子・日野エリア 2007年6月10日号)

私がピアノを弾く横で踊る娘の 自然なリズムの取り方に学んで 身体が”商売道具”という職業の代表が演奏家です。音を奏でる人たちは自分の身体とどのように向き合って暮らしているのか? ピアニストにして文筆家の青柳いづみこさんが…

「教育の力を取り戻す 忘れえぬ教師の思い出」(文藝春秋 2006年11月臨時増刊号)

マンタロー 中学の二年と三年のときの担任は国語の教師で、本名の政太郎をもじってマンタローと呼ばれていた。中学生が、クボマンこと久保田万太郎を知っていた時代である。 ある教育系の国立大附属だったその中学は妙な学校で、陸軍士…

「ヤマハホールの覗き窓」(銀座百点 2006年10月号)

私たち音楽家が銀座に行くといったら、目的地はたいてい銀座ヤマハ店である。楽譜、音楽書、音楽雑誌、五線紙、メトロノーム、CD、楽器・・・。みんなここでそろう。 レッスン室の楽譜棚に並んでいる楽譜の裏表紙には、音叉を三本束ね…

【書評】大野芳 著「近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男」(サンデー毎日 2006年7月2日号)

早く来すぎた理想主義者の肖像 洋楽黎明期の名指揮者近衛秀麿は、一八九八年、由緒ある近衛侯爵家の次男として生まれた。兄は三七年と四〇年に首相をつとめ、戦犯容疑で逮捕直前に自決した近衛文麿である。 音楽家だけみても、フルトヴ…

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