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【連載】「本をめぐる随想 石川康子『原智恵子』優雅で感傷的な最終楽章」(月刊和楽 5月号)

華麗にして波瀾万丈な生涯を追うとともに、日本のクラシック界の態度を批判する書。 成熟した大人の魅力をふりまいた名ピアニスト 石川康子「『原智恵子』優雅で感傷的な最終楽章」は、何年か前の「新潮45」で興味深く読んだが、昨年…

【連載】「本をめぐる随想 青柳いづみこ『水の音楽 オンディーヌとメリザンド』」(月刊和楽 5月号)

水の精と〈宿命の女〉をモチーフに  絵画・文学・音楽を往還した近著を紹介する 出かけていく誘惑、何もしない誘惑・・・ 昨年秋に上梓した『水の音楽 オンディーヌとメリザンド』を書くきっかけとなったのは、ある人物に言われた、…

【連載】「本をめぐる随想 無邪気と悪魔は紙一重」(月刊和楽 10月号)

25人のファム・ファタルをとりあげた『無邪気と悪魔は紙一重』。 ムージルの短編「トンカ」のヒロインの語り難。 「無意識」の悪をめぐるエッセイ集 連載開始から半年を経て、再び拙著について語る機会が与えられた。春に出版した『…

【連載】「よむサラダ 打ち上げの一杯(終)」(読売新聞 2001年7月29日)

コンサート後のお楽しみ    新潟で地酒、南仏でワイン 秋のコンサートの打ち合わせをする。今年の私のテーマは「水の音楽」だ。水にちなんだプログラム、チラシのデザインと写真の選定、プロモーションのアイディア。 だいたいのこ…

【連載】「よむサラダ ピアニストのお昼ごはん」(読売新聞 2001年7月)

庶民的食堂で500円の満足    午後の仕事はすべりよく クラシックのピアノ弾きなどという種族は、世間ではどのように受けとられているのだろう、と考えることがある。まさか、毎日フランス料理を食べているとも、家にいるときもス…

新メルド日記
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