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【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第6回 柳川守」(音遊人 2014年3月号)

柳川守さんは一九三二年生まれ、今年八一歳になるピアニストである。 まだ高校生のころにラザール・レヴィの公開講座で演奏したところ強くすすめられてパリ音楽院に留学。最高の成績で卒業し、カラヤンとラフマニノフ『ピアノ協奏曲第二…

「ショパン-パリの異邦人」寄稿「ショパンにおけるパリ-パトスを包むエレガンス」(文藝別冊 2014年1月刊行)

フレデリック・ショパンは、一八一〇年三月にポーランドのジェラゾヴァ・ヴォラで生まれ、三一年九月末、二十一歳でパリに出てくる。深いかかわりをもったジョルジュ・サンドはじめ、ドラクロワ、バルザック、ハイネ、リスト、ベルリオー…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第5回 イェルク・デムス」(音遊人 2013年12月号)

ウィーン三羽烏の中で、亡くなったフリードリヒ・グルダはまぎれもなく天才だった。モーツァルトの作品で自由な装飾音を加えたり、ユーロ・ジャズふうの自作品でプログラムを組んだり、戦後の「新即物主義(楽譜に忠実に、作曲家の意図を…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第4回 井上二葉」(音遊人 2013年9月号)

井上二葉が毎年浜離宮朝日ホールで開いているリサイタルを聴いた。 昭和五(一九三〇年)シドニー生まれ(父は外交官だった人)で、芸大の前身の東京音楽学校出身だから、もう八十歳を超えているはず。しかし、彼女ほど年齢を重ねるごと…

「吊り出された記憶」三木卓(日本経済新聞 2013年7月29日夕刊)

ピアニストの青柳いづみこさんのエッセーを読んでいたら、ドウヴィ・エルリーという名前が突然でてきておどろいた。 ドウヴィ・エルリーは、ヴァイオリニストで、ぼくが学生時代にフランス若手の文化使節として来日、そのコンサートを聞…

【書評】「音楽と社会 バレンボイム/サイード」(朝日新聞朝刊 2013年7月7日)

音楽家を苛むパラドックス バレンボイム/サイード「音楽と社会」アラ・グゼリミアン(編) ピアノ演奏と文筆を兼ねる私は、音楽界ではモノ書きと思われ、出版界ではピアノ弾きと思われ、どちらにも立脚点のないあやうさを抱えながら仕…

【インタビュー】「ピアニスト アンリ・バルダ」(レコード芸術 2013年6月号)聞き手・青柳いづみこ

このインタビューは、2012年7月13日、浜離宮朝日ホールで聞かれたアンリ・バルダのリサイタルの翌日に行なわれたものである。『レコード芸術』では自分がインタビューされることも多いが、今回は私が話をきくほう。2008年紀尾…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第3回 アルド・チッコリーニ」(音遊人 2013年6月号)

長い間、私にとってチッコリーニは「よく弾くけれど面白くないピアニスト」だった。 典型的な「ジュー・ペルレ」系。音の粒がよくそろい、クリアな音色と明晰な解釈で曲の 構造を浮かびあがらせる。看板のサティ全集も、からんとしたク…

【記事】「村上春樹がつないだ小澤征爾と天才ジャズ・ピアニスト奇跡の共演 」(週刊文春 2013年5月16日号)

五月六日、京都大学で村上春樹氏(64)の「公開インタビュー」が行われた。 「河合隼雄物語賞・学芸賞」創設に際して開催されたもので、生前の河合氏と村上氏に深い親交があったことから実現。村上氏は五百人の聴衆を前に河合氏との思…

「音楽の力」(武蔵野音楽大学広報 TOMORROW 2013年4月号)

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