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7週間でスペイン語を学ぶ→高校を中退→20代で翻訳者に…音楽評論家・濱田滋郎の恐るべき“独学人生”(週刊文春 2024年12月5日号)

青柳いづみこが『なんでかなの記』(濱田滋郎 著)を読む   本書の著者で、2021年に86歳で亡くなった濱田滋郎さんは、日本におけるスペイン語圏文化の元締めのような存在だった。日本フラメンコ協会会長、清里スペイン音楽祭総…

【連載】「音楽家の愉しみ 第6回 おうちごはん」(音遊人2024年夏号 )

 料理は小学校の頃から作っていた。母は、兵庫県の実家で一人暮らしをする祖母の面倒を見るため、ひと月ほど家を空けることがあった。  その間は、大学で教員をしていた父の夕食を作る。研究室の助手さんがレシピ集をプレゼントしてく…

【連載】「音楽家の愉しみ 第7回 ベルリンの夜」(音遊人2024年秋号 )

 二〇二四年六月二十日、パリでの演奏会の翌日、ベルリンに飛んだ。  以前からお世話になっている竹谷サロンでは、ベルリン芸大在学中の新進ピアニスト、秋山紗穂さんとの共演。シューベルトの連弾曲『ロンドイ長調』と『幻想曲へ短調…

創る・造る・作る「美しい時間」(月報KAJIMA 2024年5月号)

長い間、クラシックの演奏家は「つくる」ことを許されない職種だった。過去に作曲された偉大な作品を演奏する。楽譜に記された情報を的確に読み取り、個人的な感情をさしはさまず、ふさわしい技巧によって作曲家の意図を忠実に再現する。…

いま、知っておくべき“新常識” 近年の研究に基づくショパンノ演奏の傾向(ムジカノーヴァ2024年5月号)

その奏法、古いかも? 様式感の”新常識” いま、知っておくべき”新常識” 近年の研究に基づくショパンの演奏の傾向 文 青柳いづみこ コチャルスキが弾く左右の手の“ずれ” ラウール・コチャルスキ(1885-1948)の弾く…

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