Archive

「ピアニストの読書術~クセジュで読み解くドビュッシー」(白水社新書カタログ2010巻頭エッセイ)

白水社の書籍の読者も、そして書き手も、きっと教養溢れる方々だろう。知識も話題も豊富、学問の体系もきっちりおさえた上で縦横無尽な議論を展開させる。その点で、私たち音楽家はとても弱いのだ。 とくに日本の演奏家は。ヨーロッパで…

「グロテスクの美とドビュッシー」(岩波「図書」2010年3月号)

フランス近代の大作曲家クロード・ドビュッシーときいて、人は何を思い浮かべるだろう? コマーシャルにもよく使われる『月の光』、マラルメの長詩に想を得た『牧神の午後への前奏曲』、はたまたCDのジャケットを飾るクロード・モネの…

【特集】「コクトー生誕120年」(ふらんす 2009年8月号)

音楽に祝祭的気分を!   20世紀音楽のリーダー、コクトー “Hommage a Cocteau” というアルバムがある。バリトンの J.F.GardeilとピアノのBilly Eidiが、コクト…

【巻頭随筆】「 リンカーンと作家と音楽家」(月刊潮 2009年7月号)

エドガー・A・ポーとエイブラハム・リンカーンが同い年なこと をご存じだろうか? 今からちょうど二百年前、一八〇九年二月十二日にケンタッキー 州の貧しい農民の息子として生まれたリンカーンは、六〇年に第十 六代アメリカ大統領…

【プログラムノート】「天と地のポエジー」(東京交響楽団定期演奏会プログラム 2008年2月号)

ラヴェル『ラ・ヴァルス』もドビュッシーの『ラ・メール(海)』も、どちらかというと難解な部類にはいる音楽かもしれない。 『海』の第1楽章「海の夜明けから真昼まで」は、ワーグナーの『ラインの黄金』を思わせる波のゆらぎで始まる…

新メルド日記
執筆・記事TOP

全記事一覧

執筆・記事のタイトル一覧

カテゴリー

執筆・記事 新着5件

Top