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【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第3回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2003年12月号)

プログラムエッセイ 嫉妬という名の〈愛〉 初演時には「田園生活の思い出」というタイトルがついていたベートーヴェンの『交響曲第6番』は、作曲家の自然への〈愛〉から生まれた。 かなり好戦的な人間で女好きでもあったベートーヴェ…

【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第2回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2003年11月号)

プログラムエッセイ 表明される愛 音楽は、本質的に抽象的なものである。いくら音で描写しても、概念が明確に固定されないのだから、印象も固定されない。作曲家がこんな感動を与えたいと思っても、聞き手の方では全く別な風に受け取る…

【連載】「作曲家をめぐる〈愛のかたち〉第1回」(新日本フィルハーモニー交響楽団 2003年10月号)

プログラムエッセイ 立ちのぼる愛 音楽は「愛」そのものだ、と思うことがある。母性愛、異性愛、友愛、師弟愛・・・。愛に言葉はいらないっていうじゃないですか。ドビュッシーは言った。「言葉がとだえたところから音楽がはじまる」。…

新メルド日記
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