ピアニストたちの祝祭 アーカイブ

【書評】「水のまなざし」産経新聞 2010年12月19日 評・小池昌代(詩人・作家)

繊細で強靱な音楽小説 声の出なくなったピアニスト志望の少女、真琴の心の軌跡を描く、繊細で強靱(きょうじん)な音楽小説である。音楽の世界の厳しい舞台裏を垣間見る面白さもある。 音楽を楽しむよりも競いあうことを強いられる生徒…

【書評】「水のまなざし」北海道新聞 2010年12月5日 評・三田完(作家)

一瞬の移ろい見つめる ピアニストであり、ドビュッシーの研究家として博士号を持ち、さらにエッセイストとして数多くのファンを得ている青柳いづみこが、いよいよ初の長編小説を上梓(じょうし)した。 主人公はピアニストを志すひとり…

【書評】「水のまなざし」週刊朝日 2010年12月3日号 評・西條博子

話題の新刊 文筆家としても知られるピアニストが満を持して小説を書いた。 「喉」から映し出される世界を視るという、非凡な物語だ。音大の附属高校のぴあの科に通う主人公の真琴は、突然声が出なくなる。そのため、初見視唱も面接もあ…

【書評】「水のまなざし」週刊新潮 2010年11月25日号

十行本棚 ピアニストである著者ならではの青春”音楽”小説だ。音大附属高校でピアノを学ぶ真琴は突然声を失う。個人レッスンの教師、療養のため訪れた祖母の家で出会う少年。そして父。少女から大人への揺れる季節が、クラシック音楽を…

【書評】「我が偏愛のピアニスト」MOSTLY CLASSIC 2010年11月号

ピアニストから見たピアニスト 日本人中堅10人の人生をのぞく 中村紘子は「ピアニストという蛮族がいる」と書き記したが、本書には「蛮族」は登場しない。取りあげられているのは、岡田博美、小川典子、小山実権恵、坂上博子、廻由美…

【書評】「我が偏愛のピアニスト」レッスンの友 2010年11月号

ピアニストとしてのみならず、作家としても大活躍の、青柳いづみこによる、10人のピアニストにインタヴューし、まとめた本。   この本に登場するピアニストたちは、同級生、先輩、後輩、留学先で聴いたピアニスト、また著者の生徒だ…

【書評】「水のまなざし」東京新聞 2010年11月7日号 評・中条省平(フランス文学者)

ブックナビ (前略)日本を代表するドビュッシー弾きでもある青柳いづみこの初長編『水のまなざし』(文藝春秋)は、陰翳豊かに、クラシックのピアニスト志望の少女が困難を乗り越え自己回復を果たす物語を紡ぎ出す。 将来を嘱望されて…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト(文庫)」日経新聞 2010年6月2日 評・飛浩隆(作家)

私の読書日記 名手の技巧と苦しみ 少し前に、ネットオークションで中古の外国産CDプレーヤーを手に入れた。一聴してその音の良さ、いや「音楽の良さ」に驚愕した。耳慣れたCDから、聴き逃していた抑揚や音色の変化、「奏者の肉体」…

【書評】「無邪気と悪魔は紙一重(文庫)」読売新聞 2010年5月17日

講談社エッセイ賞受賞など、文筆の世界でも評価の高いピアニストが、文芸およびオペラの世界に登場する魔性の女の本性を探る。取り上げられるのは男を翻弄(ほんろう)する女たち。だがあのカルメンを「ファム・ファタル(宿命の女)」失…

【書評】「六本指のゴルトベルク」MOSTLY CLASSIC 2009年6月号

師 安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞を受賞するなど文筆でも活躍する著者の最新刊。音楽好きと文学好き両者を満足させる読書案内だ。 表題は第1章「打鍵のエクスタシー」で取り上げるトマス・ハリス著『羊たちの沈黙』に…

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