高橋悠治という怪物 アーカイブ
【書評】「ピアニストたちの祝祭」産経新聞 2014年6月15日朝刊 評・青澤唯夫(音楽評論家)
演奏者としての視点が魅力 音楽の聴き方はさまざまだから、そこから受け取るものも人によって、聴く時々によってちがう。他の人の見解に共感することもあれば、自分と異なる聴き方を知るのも興味深い。音楽は聴けばわかるじゃないかで済…
【書評】「我が偏愛のピアニスト(文庫)」ショパン 2014年3月号
ピアニストでありながら、優れた文筆家としても知られる著者が、タイトル通り、自分の感性に響くことを基準にピアニストを選び、話を聞いて、そのピアニストの演奏を論じながらまとめた雑誌連載の集成。登場するのは、岡田博美、小川典子…
【書評】「アンリ・バルダ 神秘のピアニスト」レコード芸術 2014年2月号 評・遠山菜穂美(音楽学)
元パリ音楽院教授で、エコール・ノルマルで教鞭をとるピアニスト、アンリ・バルダのことをあまり知らない人も多いだろう。本書はバルダの演奏に魅せられた著者が、「十九世紀的ヴィルトゥオーゾの生き残り」のような香り豊かで霊感にみち…
【書評】「アンリ・バルダ 神秘のピアニスト」週刊朝日 2013年11月29日号 評・西保博子
古き良き十九世紀の気配を奏法に感じさせるピアニスト、アンリ・パルダ。国際的には無名に近く、「知られざる幻の巨匠」とも「秘のピアニスト」とも呼ばれる。エジプト・カイロ生まれのフランス系ユダヤ人で、パリ音楽院の教授。七十歳を…
【書評】「アンリ・バルダ 神秘のピアニスト」サンデー毎日 2013年09月17日号 評・岡崎武志
サンデー・ライブラリー いいもんはいい、ダメなもんはダメ ピアニストで文筆家・青柳いづみこの新著が『アンリ・バルダ 神秘のピアニスト』。 この「知られざる幻の巨匠」と呼ばれたユダヤ系フランス人ピアニストの演奏に心酔した著…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」信濃毎日新聞 2012年11月18日号 評・岡崎武志
数々のピアノ曲肉声聞く思い あのドビュッシーがパリの小径を歩いている。「海」「夜想曲」「月の光」などで知られる音楽家だ。今年で生誕150年。その傍らにつきそって、あれこれ喋(しゃべ)りかけているのが、当代一のドビュッシー…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」週刊東洋経済 2012年11月17日号
生誕150年の今年、ドビユッシーのピアノ曲を素材に、ピアニスト兼エッセイストとして活躍する著者が作品論のみならず作品から自由に発想を広げて多彩なうんちくを傾ける。評者は一読後、ミケランジェリやロジェのCDを聞きながら該当…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」ショパン 2012年11月号
ドビュッシー演奏の第一人者である著者がピアノ曲と人物像に迫ったエッセイ集 演奏・研究ともにドビュッシーの第1人者である著者が、ピアノ作品40曲に寄せて、その作品の魅力と演奏の喜びを綴ったエッセー集。既刊の評伝『ドビュッシ…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」週刊朝日 2012年10月19日号 評・小林莉子
ドビュッシー演奏の第一人者である著者がピアノ曲と人物像に迫ったエッセイ集 繊細で緻密な作曲家という印象のドビュッシー。実は童話好きの子供っぽい一面もあった。代表作である「前奏曲集第一巻」の「西風の見たもの」はアンデルセン…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」朝日新聞 2012年10月7日朝刊
作曲家ドビュッシーの人となりや作品・現代との接点を、約40曲のピアノ作品を窓口につづったエッセー集である。楽器メーカー会員誌での連載をまとめたもので、内容は軽やかで親しみやすい。だが、その一筆書きのような持ち味は、ピアニ…


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