書評 アーカイブ

【書評】「音楽と文学の対位法」音楽の友 2006年12月号 評・山口眞子

本書は著者10冊めにあたる節目の本である。扱われるテーマは長年あたためてきた、という。そこでは、「ステージからの比較”芸塾論”をもくろむ」著者らしい視点から、シューマンとホフマン、ショパンとハイネ…

【書評】「青柳瑞穂の生涯 真贋のあわいに」週刊朝日 2006年12月8日号 評・温水ゆかり

愛でたい文庫 古美術蒐集家にして仏文翻訳家の青柳瑞穂(1899~1971)その祖父をピアニストにして作家の孫娘が描く評伝。01年、日本エッセイストクラブ賞を受賞した労作にして力作、秀作である。 祖父は骨董を肴に酒を飲むと…

【書評】「音楽と文学の対位法」朝日新聞 2006年11月19日 評・巽孝之(慶応大学教授・アメリカ文学)

「楽譜に書けない」芸術の本質へ 「楽譜どおり弾け!」という罵声が強烈な人気まんが『のだめカンタービレ』は、音楽大学を舞台にしたスポ根ふう青春コメディだが、テーマそのものは新しいようで古い。 名ピアニスト青柳いづみこの最新…

【書評】「音楽と文学の対位法」朝日新聞 2006年10月24日夕刊 評・鴻巣友紀子

「文芸3点」より 音楽と文学を論じあわせる試みは多くある。しかし、ピアニスト青柳いづみこの本書がとびぬけてスリリングなのは、だれがだれの影響下にあるといった比較論的考証から解放され、『創作身ぶり』という演奏家ならではの実…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」マンスリーみつびし 2006年2月号 評・川本三郎

華麗な演奏のかげに隠された名演奏家の心の揺れ 私のメディア日記 クラシック音楽のなかでいちばん好きなのはピアノ曲。演奏会では、ピアニストたちの、人間業とは思えない華麗な指の動きと、楽譜をみないで弾く暗譜に圧倒されてしまう…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」文藝春秋 2006年1月号 評・恩田 陸(作家)

今月買った本 第47回 コンサート・ピアニストがこの世にどれくらい存在するのかは知らないが、『ピアニストが見たピアニスト』を読む限り、とてつもなく恐ろしい商売であることは確かである。凄まじい記憶を誇ったリヒテルですら、晩…

【書評】「ハカセ記念日のコンサート 増補版」音楽の友 2005年12月号 評・山口眞子

本著は90年に刊行されたエッセイ集「ハカセ記念日のコンサート」の増補版である。「懐かしい」と手に取る方もあるだろうし、「不思議なタイトル」と興味を抱く方もあろう。 そのどんな読者の期待も裏切らない濃い内容である。面白い。…

【書評】「ハカセ記念日のコンサート 増補版」ムジカノーヴァ 2005年12月号

1990年に刊行された著者初のエッセイ集が、演奏・文筆活動25周年を記念して復刊された。復刊に際して数編が加えられ再構成されている。あとがきで述懐しているとおり、ここに書かれていることが元になって以後の著作が生まれている…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」ムジカノーヴァ 2005年11月号 評・山田治生(音楽評論家)

客観的記述と主観的見解のバランスが絶妙 ピアニストで文筆家の青柳いづみこによる「ピアニストが見たピアニスト」には,リヒテル,ミケランジェリ,アルゲリッチ,フランソワ,バルビゼ,ハイドシェックの6人の短めの評伝が収められて…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」東京新聞 2005年9月29日夕刊

書物の森を散歩する 売れてる理由 音楽家には、自身の音楽を言葉で表すことに抵抗を感じる人が少なくない。まして同業他者を論じるのは「はしたないこと」とする風潮もある。けれど、音楽の表も裏も、楽しみも苦しみも知り抜いた人の評…

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