書評
【書評】「青柳瑞穂の生涯 真贋のあわいに」すばる 2000年12月 出口裕弘
フランス文学の専門家だが教授業はやっていない。達意の翻訳家だったが、おおかたがマイナーなものなのでさっぱり売れない。それでいて不治の骨董狂。 まだある。井伏鱒二、太宰治、上林暁、外村繁のような小説家たちが、何かというとそ…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」モーストリークラシック 2016年6月号
ピアノ音楽好きなら著者の名前はよくご存じだろう。安川加壽子に師事し、フランス国立マルセイユ音楽院に留学。ドビュッシー弾きとして知られている。執筆もよくし、さまざまな著書で賞を受けている。もちろんドビュッシーに関する本もあ…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」読売新聞 2016年4月21日夕刊 評・石井千湖
髪フェチだった作曲家の代表作「亜麻色の髪の乙女」、ゆるやかにらせんを描きながら下降していくメロディーに滅びの美学のようなものが漂う「月の光」、妻を捨てて弟子の母親と駆け落ちしたときに作った「喜びの島」。ドビュッシーの演奏…
【書評】「青柳いづみこのMERDE!日記」サンデー毎日4月14日号 評・岡崎 武志
二刀流生活のノンストップな日々 ピアニスト青柳いづみこの日常はすこぶる多忙である。なぜなら、「モノ書き」という肩書がそこに加わるから。しかも音楽エッセーにとどまらず、本格的な研究書や評伝をものし、各賞を授賞する本格派なの…
【書評】「どこまでがドビュッシー?」神戸新聞 2014年12月7日 評・青澤隆明(音楽評論家)
楽譜と演奏のはざまで 地図に沿って進むのは、地図の上を歩くことではない。紙上と風景は別で、実感はさらに違う。 クラシックの演奏家は楽譜を前提とする。作曲家が残した、よるべき真実の在りかとして。では、どこからが演奏に託され…
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