マルセイユ音楽院のクラスでラヴェルの『オンディーヌ』の演奏を教授に注意された思い出を足がかりにして、研究者とピアニストの二つの視点で著したテーマ評論です。神話や民話、文学、音楽といったヨーロッパ文化の奥底に眠る「水の精」の文化史をデリケートな表現で解き明かし、ラヴェル、ドビュッシー、ショパンなどが音楽化した水の変幻と水の精の心髄に迫ります。
発 行 | 2001年9月21日 |
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著 者 | 青柳いづみこ |
発行所 | みすず書房 |
定 価 | 本体3000円+税 |
書評
- 【書評】「水の音楽」毎日新聞 2001年10月21日 評・清水 徹
- 【書評】「水の音楽」読売新聞 2001年10月21日 評・川村二郎(文芸評論家)
- 【書評】「水の音楽」図書新聞 2001年10月27日 評・高宮利行(慶応義塾大学文学部教授・英文学)
- 【書評】「水の音楽」週刊新潮 2001年11月1日号
- 【書評】「水の音楽」週刊朝日 2001年11月2日号 評・坂下裕明(編集者)
- 【書評】「水の音楽」朝日新聞 2001年12月2日 評・堀江敏幸(作家)
- 【書評】「水の音楽(平凡社ライブラリー)」中日新聞2016年12月10日付夕刊