クラシックの演奏家にとってミステリー小説の読破は格好の気分転換といわれますが、筆者のミステリー好きは少女時代からはじまり、その読書量は半端ではありません。その膨大な愛読書の中から内外の多種多様な作品をとりあげたミステリー・エッセーには、音楽家たちが登場するものも多く、ピアニストという視点を存分にいかした鋭い指摘が炸裂します。
発 行 | 1996年11月24日 |
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著 者 | 青柳いづみこ |
発行所 | 国書刊行会 |
体 裁 | 242頁 四六判 |
ISBN | 978-4-336-03883-8 |
定 価 | 本体1553円+税 |