書評
【書評】「我が偏愛のピアニスト(文庫)」ショパン 2014年3月号
ピアニストでありながら、優れた文筆家としても知られる著者が、タイトル通り、自分の感性に響くことを基準にピアニストを選び、話を聞いて、そのピアニストの演奏を論じながらまとめた雑誌連載の集成。登場するのは、岡田博美、小川典子…
【書評】「アンリ・バルダ 神秘のピアニスト」レコード芸術 2014年2月号 評・遠山菜穂美(音楽学)
元パリ音楽院教授で、エコール・ノルマルで教鞭をとるピアニスト、アンリ・バルダのことをあまり知らない人も多いだろう。本書はバルダの演奏に魅せられた著者が、「十九世紀的ヴィルトゥオーゾの生き残り」のような香り豊かで霊感にみち…
【書評】「アンリ・バルダ 神秘のピアニスト」週刊朝日 2013年11月29日号 評・西保博子
古き良き十九世紀の気配を奏法に感じさせるピアニスト、アンリ・パルダ。国際的には無名に近く、「知られざる幻の巨匠」とも「秘のピアニスト」とも呼ばれる。エジプト・カイロ生まれのフランス系ユダヤ人で、パリ音楽院の教授。七十歳を…
【書評】「アンリ・バルダ 神秘のピアニスト」サンデー毎日 2013年09月17日号 評・岡崎武志
サンデー・ライブラリー いいもんはいい、ダメなもんはダメ ピアニストで文筆家・青柳いづみこの新著が『アンリ・バルダ 神秘のピアニスト』。 この「知られざる幻の巨匠」と呼ばれたユダヤ系フランス人ピアニストの演奏に心酔した著…
【書評】「ドビュッシーとの散歩」信濃毎日新聞 2012年11月18日号 評・岡崎武志
数々のピアノ曲肉声聞く思い あのドビュッシーがパリの小径を歩いている。「海」「夜想曲」「月の光」などで知られる音楽家だ。今年で生誕150年。その傍らにつきそって、あれこれ喋(しゃべ)りかけているのが、当代一のドビュッシー…
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