書評

【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」毎日新聞 2004年12月12日朝刊

今週の本棚 標題はハシャギすぎ。ピアニストでありエッセイストである著者が、自分のそうした二面性のたがいに照らしあう姿を楽しく語ったエッセイ集である。ドビュッシーとラヴェルとのちがい、ポリーニとミケランジェリの比較といった…

【書評】「青柳瑞穂の生涯 真贋のあわいに」和楽 2004年9月号 評・千葉望(ブックジャーナリスト)

祖父から孫娘に 隔世遺伝した美的感覚 ピアニストでフランス音楽についてのエッセイも執筆する青柳いづみこさんが、青柳 瑞穂の孫娘であったと知ったのは『青柳瑞穂の生涯――真贋のあわいに』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)を読…

【書評】「青柳瑞穂の生涯 真贋のあわいに」週刊ポスト 2004年6月18日号 評・山下裕二(美術史家)

味わい本 発見! 名訳者にして名鑑賞家の”骨董エッセイ”に酔う 本書に収められた「わが骨董の歴史」(初出は昭和25年の『芸術新潮』)には、「骨 董の美しさに耽溺していると、どうも、女色からはとおざかるものらしい。(中略)…

【書評】「水のまなざし」(文学界)毎日新聞 2003年1月28日 評・川村 湊(文芸評論家)

年上女性との恋愛――救いを求める青春の物語  青柳いづみこの「水のまなざし」(文学界)は、声が出せなくなったピアニストの話。十歳ほどの年齢差のある両親(父親が年下)から生まれた真琴が、静養のために祖母のいる山陰の但馬に出…

【書評】「無邪気と悪魔は紙一重」サンデー毎日 2002年8月25日号 評・水口義朗

さて、本題 「女というもの」のすごさ 渡辺淳一さんは、ベストセラー『失楽園』と前後して、『男というもの』というエッセーを書いていた。男の心とからだの秘密について告白的本音を開陳した。これも三十数万部を売った。版元の編集者…

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