書評

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」レコード芸術 2005年8月号 評・片山杜秀

片山杜秀の この本を読メ! 優れた技芸者ならではの読み物 役者の芸談、彫師や織師や料理人の職人話といった本を、ついつい読む。なぜなら、そこには技芸について書いてあるから。 技芸とは、それを実際に見に付けた人でないと、うま…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」週刊読書人 2005年7月29日 評・中野 雄(音楽プロデューサー)

練達の文章 苛烈で哀しい「人生の書」味読、精読を薦めたい一冊 [驚異的な指の根元の(傍点=根元の)バネ、素速い反射、各指の)完璧な分離、強靱な手首は幼時に培われたものだろう](アンダーライン・中野) 著者本人がピアニスト…

【書評】「ピアニストが見たピアニスト」北海道新聞 2005年7月24日朝刊 評・川本三郎

夢と憧れの的 ピアニストの緊張と孤独 舞台でのピアニストは華麗で堂々としている。その超人的な指の動きには圧倒されるし楽譜も見ずに長い曲を弾きこなすのは神業としか思えず、ただ頭が下がる。しかし、そのピアニストが実は、舞台に…

【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」ふらんす 2005年5月号 評・小池昌代 (詩人)

「分裂」が統合する文の世界 青柳いづみこの文章の魅力。それは、例えば老眼になりかけている人が(私もそろそろだけど…)、上等の眼鏡をかけた瞬間、世界が不意にくっきりと立ち上がる、そんな喜び、あるいはまた、一つの物象を映し出…

【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」マリー・クレール 2005年4月号 評・中条省平

ドビュッシー弾きの名手が軽快な筆致で綴るピアニスト人生 著者は日本を代表するドビュッシー弾きだが、クラシック界でも抜群の筆達者。本書の音楽的関心の中心にあるのはやはりドビュッシーだが、マーラー、シューベルトなど、ドイツ系…

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