書評
【書評】「音楽と文学の対位法」朝日新聞 2006年10月24日夕刊 評・鴻巣友紀子
「文芸3点」より 音楽と文学を論じあわせる試みは多くある。しかし、ピアニスト青柳いづみこの本書がとびぬけてスリリングなのは、だれがだれの影響下にあるといった比較論的考証から解放され、『創作身ぶり』という演奏家ならではの実…
【書評】「ピアニストが見たピアニスト」マンスリーみつびし 2006年2月号 評・川本三郎
華麗な演奏のかげに隠された名演奏家の心の揺れ 私のメディア日記 クラシック音楽のなかでいちばん好きなのはピアノ曲。演奏会では、ピアニストたちの、人間業とは思えない華麗な指の動きと、楽譜をみないで弾く暗譜に圧倒されてしまう…
【書評】「ピアニストが見たピアニスト」文藝春秋 2006年1月号 評・恩田 陸(作家)
今月買った本 第47回 コンサート・ピアニストがこの世にどれくらい存在するのかは知らないが、『ピアニストが見たピアニスト』を読む限り、とてつもなく恐ろしい商売であることは確かである。凄まじい記憶を誇ったリヒテルですら、晩…
【書評】「ハカセ記念日のコンサート 増補版」音楽の友 2005年12月号 評・山口眞子
本著は90年に刊行されたエッセイ集「ハカセ記念日のコンサート」の増補版である。「懐かしい」と手に取る方もあるだろうし、「不思議なタイトル」と興味を抱く方もあろう。 そのどんな読者の期待も裏切らない濃い内容である。面白い。…
【書評】「ハカセ記念日のコンサート 増補版」ムジカノーヴァ 2005年12月号
1990年に刊行された著者初のエッセイ集が、演奏・文筆活動25周年を記念して復刊された。復刊に際して数編が加えられ再構成されている。あとがきで述懐しているとおり、ここに書かれていることが元になって以後の著作が生まれている…


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