ポーランドのワルシャワで五年に一度開催されるショパン・コンクール。一九二七年の創設以来、紆余曲折を経ながらも多くのスターを生み出してきた。ピアニストをめざす若者の憧れの舞台であり、その結果は人生を大きく左右する。本書では、その歴史を俯瞰しつつ、二〇一五年大会の模様を現地からレポート。客観的な審査基準がない芸術をどう評価するか、日本人優勝者は現れるのか。コンクールを通して音楽界の未来を占う。
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『ショパン・コンクール』の一部記述について
2016年5月25日に刊行された舩倉武一著『ショパン・コンクールを聴く』(アルファベータブックス刊)に、2015年コンクールについて述べた箇所があります。その中の何人かのコンテスタントの記述について、私(青柳)の公式Facebookに掲載したレポートと類似した表現がありました。
公式FBの記述の一部は、9月25日刊行の『ショパン・コンクール』(中公新書)に加筆・修正の上で収録しましたから、私(青柳)が舩倉氏の著作を参考にして執筆したものとの誤解が生じる恐れがあり、アルファベータブックスに善処を申し入れました。
その結果、同社のウェブサイト(http://ab-books.hondana.jp/news/n16004.html)に以下の「告知文」を掲載することで合意に至りました。
以上、読者のみなさまにご報告申しあげます。
【告知文
舩倉武一著『ショパン・コンクールを聴く』読者の皆様へ
本書「第二部」100ページから144ページの「第17回ショパン・コンクール」に関する記述について、青柳いづみこ氏が2015年秋のコンクール当時にFacebookに書かれた内容と類似しているとの指摘がありました。
たしかに、著者(舩倉武一)は青柳氏のFacebookを読んでおり、参考にしております。
また、青柳氏以外の多くの方が書かれたものも参考にしており、その点は本書98ページ及びあとがきで明記いたしましたが、言葉足らずなところがありましたことを、お詫びいたします。
舩倉武一
株式会社アルファベータブックス
2016年8月6日】
発 行 | 2016年9月20日 |
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著 者 | 青柳いづみこ |
発行所 | 中公新書 |
ISBN | ISBN978-4-12-102395-7 |
体 裁 | 新刊判 288頁 |
定 価 | 本体 880円+税 |
書評
- 【書評】「ショパン・コンクール」サンデー毎日 2016年10月30日号「今週の新刊」評・岡崎武志
- 【書評】「ショパン・コンクール」文藝春秋2016年12月号
- 【書評】文化部編集委員、桑原聡が読む『ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く』産経新聞 2016年11月21日朝刊
- 【書評】「ショパン・コンクール」音楽の友2016年12月号 評・真嶋雄大
- 【書評】「ショパン・コンクール」ぴあクラシック2016-17冬 選・文=橘ララら
- 【書評】「ショパン・コンクール」日経新聞2016年11月24日付夕刊 評・井上章一(風俗史家)