【書評】「ショパン・コンクール」文藝春秋2016年12月号

芸術と歴史に耽溺

五年に一度開かれるショパン・コンクールはピアニストの登竜門として知られ、アルゲリッチなど世界的スターを生み出してきた。自身もピアニストである青柳いづみこ『ショパン・コンクール』(中公新書)は、昨春の予備予選から秋の本大会までを現地で取材した成果をもとに書かれている。出場者や審査員の話を交え、あるべきコンクール像やショパンの本質、日本人優勝の条件等を探ってゆく。「最後の転調はアリスのウサギ穴のよう」など、独特な演奏評も楽しい。(走)

ショパンコンクール
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