本書の読みどころは、ずばり「ピアニストの身体感覚」。親指、爪、関節、耳、眼、足。身体のわずかな感覚の違いを活かして、ピアニストは多彩な音楽を奏でる。そこにはどのような秘訣があるだろうか? 演奏家・文筆家として活躍する青柳いづみこが、自身のステージ体験、聴体験、教育体験を通して、ピアニストの身体感覚に迫る。
目次
巻頭 ピアニストは手がすべて
一章 ピアニストの身体
二章 レガートとスタッカート
三章 楽譜に忠実?
四章 教えることと教わること
五章 コンサートとレコーディング
六章 ピアニストと旅
七章 演奏の未来
発 行 | 2007年5月10日 |
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著 者 | 青柳いづみこ |
発行所 | 中央公論新社 |
体 裁 | 四六判 340頁 |
定 価 | 本体2000円+税 |
書評
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」サンデー毎日 2007年6月3日号 評・川口マーン恵美
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」日本経済新聞 2007年6月13日夕刊 評・井上章一
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」読売新聞 2007年6月13日朝刊
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」週刊ポスト 2007年7月6日号 評・池辺晋一郎(作曲家)
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」聖教新聞 2007年7月11日朝刊
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」クラシックジャーナル 2007年026号 評・中川右介(本誌編集長)
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」音楽の友 2007年7月号 評・山野雄大
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」婦人公論 2007年7月22日号 評・渡邉十絲子
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」レッスンの友 2007年8月号
- 【書評】「ピアニストは指先で考える」正論 2007年8月号