【書評】「ショパン・コンクール」ぴあクラシック2016-17冬 選・文=橘ララら 2017年の目標は? 決意を固める1冊をあなたに 「ひとつはオーケストラと共演する、もうひとつは東京の音大に合格する。最後はショパン・コンクールに出場すること」からはじまる本書。優勝や入賞ではなく出場なのだ。自ら審美眼を持つ著者が、コンクールの本質をひも解くうちに、穏やかに激白する「傾向と対策の限界」が圧巻。 書籍詳細▶