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【CD評】「やさしい訴え ラモー作品集」評・阿部崇(フランス文学者)

ラモーのクラヴサン曲をスタンウェイで弾き、それだけで一枚のアルバムを作るという「反時代的」な試み。だが、これはバロック音楽をロマンティックな視点から自己流に解釈することでは断じてない。モダン楽器であってもバロック音楽を正…

【CD評】「やさしい訴え ラモー作品集」レコード芸術 2005年11月号 評・皆川達夫 服部幸三 神崎一雄

皆川達夫[推薦] 青柳いづみこさんといえば、ドビュッシーなど近代フランス音楽の演奏で知られたピアニストである。その青柳さんがジャン=フィリップ・ラモー(1683~1764)のクラヴサン作品、「鳥のさえずり」「ミューズたち…

【CD評】「やさしい訴え ラモー作品集」ショパン 2005年11月号 評・壱岐邦雄(音楽評論家)

DISC SELECTION 聴いておきたいこの一枚 ラモーのクラヴサン曲をピアノ(1887年製スタンウェイ)で弾いての録音。当然ながら原曲の繊美、典雅な風趣は薄れる。かわって「タンブーラン」のドローン効果、「異名同音」…

【CD評】「やさしい訴え ラモー作品集」音楽現代 2005年11月号 評・横島浩

推薦 デュランと息子社から刊行されたラモー全集を監修したサン=サーンスは、ラモーの作曲様式についてこんなことを述べている。不均衛・不器用であるが、未熟な芸術家が犯すものと全くことなり、音楽の進歩にともない耳が要求するもの…

【CD評】「やさしい訴え ラモー作品集」ぶらあぼ 2005年11月号 評・高野麻衣

「あらゆる芸術は音楽の状態に憧れる」と言ったのはウォルター・ペイターだが,青柳いづみこの音楽を聴くと,その言葉が大いなる逆説であることに気づかされる。青柳自身が語っているように,これらラモーの小品は「プルーストもかくや」…

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