書評

【書評】「六本指のゴルトベルク」読売新聞 2009年4月15日朝刊

トマス・ハリスのベストセラー『羊たちの沈黙』に出てくる天才殺人鬼レクター博士には、左手の中指が2本ある。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を好んで聴き、続編では自らハープシコード(映画ではピアノ)も弾く。さて、その腕前やいか…

【書評】「六本指のゴルトベルク」毎日新聞 2009年4月8日夕刊 評・梅津時比古

楽屋ばなし:青柳いづみこ 音楽と文学を評した本出版 ピアニストで文筆家の青柳いづみこが雑誌連載をまとめて「六本指のゴルトベルク」というユニークな題の本を出した。 トマス・ハリスの小説「羊たちの沈黙」の登場人物、レクター博…

【書評】「六本指のゴルトベルク」サンデー毎日 2009年3月29日号 評・岩尾光代

ベートーヴェンとあんこう鍋 (前略)文豪トルストイは、若い時は放蕩生活を送っていたが、や がて権力や暴力を否定するようになると、大好きな狩猟をやめて菜 食主義になる。そのモスクワの住居は、現在トルストイ博物館に なってい…

【書評】「六本指のゴルトベルク」毎日新聞 2009年5月17日朝刊 評・堀江敏幸(フランス文学者)

30の変奏で描く「両極端の世界」 それにしても『六本指のゴルトベルク』とは、なんと美しく、なんと不気味なタイトルであることだろう。六文字の片仮名が六本の指にぴたりと呼応するばかりか、その微妙にあまった感じが微妙に足りない…

【書評】「ボクたちクラシックつながり」TBSラジオ森本毅郎スタンバイ! 2008年2月28日 評・岡崎武志(書評家)

いま話題の二ノ宮知子作『のだめカンタービレ』というマンガをご存知でしょうか。クラシック音楽の世界を舞台に、野田恵(のだ・めぐみ)という主人公が、ピアニストを目指すという話で、現在も連載継続中です。 彼女はゴミだらけの部屋…

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