書評
【書評】「六本指のゴルトベルク」毎日新聞 2009年4月8日夕刊 評・梅津時比古
楽屋ばなし:青柳いづみこ 音楽と文学を評した本出版 ピアニストで文筆家の青柳いづみこが雑誌連載をまとめて「六本指のゴルトベルク」というユニークな題の本を出した。 トマス・ハリスの小説「羊たちの沈黙」の登場人物、レクター博…
【書評】「六本指のゴルトベルク」サンデー毎日 2009年3月29日号 評・岩尾光代
ベートーヴェンとあんこう鍋 (前略)文豪トルストイは、若い時は放蕩生活を送っていたが、や がて権力や暴力を否定するようになると、大好きな狩猟をやめて菜 食主義になる。そのモスクワの住居は、現在トルストイ博物館に なってい…
【書評】「六本指のゴルトベルク」毎日新聞 2009年5月17日朝刊 評・堀江敏幸(フランス文学者)
30の変奏で描く「両極端の世界」 それにしても『六本指のゴルトベルク』とは、なんと美しく、なんと不気味なタイトルであることだろう。六文字の片仮名が六本の指にぴたりと呼応するばかりか、その微妙にあまった感じが微妙に足りない…
【書評】「ボクたちクラシックつながり」TBSラジオ森本毅郎スタンバイ! 2008年2月28日 評・岡崎武志(書評家)
いま話題の二ノ宮知子作『のだめカンタービレ』というマンガをご存知でしょうか。クラシック音楽の世界を舞台に、野田恵(のだ・めぐみ)という主人公が、ピアニストを目指すという話で、現在も連載継続中です。 彼女はゴミだらけの部屋…
【書評】「ピアニストは指先で考える」正論 2007年8月号
味わい本発見 この分野はこれを読め! ピアニストは、親指、爪、関節、足などをどのようにして駆使して演奏しているのだろうか。演奏家であり文筆家としても活躍する著者が、その身体感覚を子細に解きあかしたエッセー集。 ピアノの奏…
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