【書評】「水のまなざし」週刊新潮 2010年11月25日号 十行本棚 ピアニストである著者ならではの青春”音楽”小説だ。音大附属高校でピアノを学ぶ真琴は突然声を失う。個人レッスンの教師、療養のため訪れた祖母の家で出会う少年。そして父。少女から大人への揺れる季節が、クラシック音楽をバックに細やかに描かれる。 書籍詳細▶