【CD評】「浮遊するワルツ」日本経済新聞 2003年12月14日朝刊 ディスク・レヴュー 浮遊するワルツ 演奏と研究・執筆を両立させる才人の新録音はショパン、シューベルト、ラヴェル、サティ、リスト、ドビュッシーの三拍子曲を集めたワルツづくし。地域色は異なっても、元は欧州の舞踏会で男女の駆け引きを彩った音楽。日本人の最も苦手とする色香や、腰を浮かせるリズムの綾といったワルツの毒をさりげなく、弾き出す。 CD詳細▶