書評
【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」ふらんす 2005年5月号 評・小池昌代 (詩人)
「分裂」が統合する文の世界 青柳いづみこの文章の魅力。それは、例えば老眼になりかけている人が(私もそろそろだけど…)、上等の眼鏡をかけた瞬間、世界が不意にくっきりと立ち上がる、そんな喜び、あるいはまた、一つの物象を映し出…
【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」マリー・クレール 2005年4月号 評・中条省平
ドビュッシー弾きの名手が軽快な筆致で綴るピアニスト人生 著者は日本を代表するドビュッシー弾きだが、クラシック界でも抜群の筆達者。本書の音楽的関心の中心にあるのはやはりドビュッシーだが、マーラー、シューベルトなど、ドイツ系…
【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」クラシック・ニュース 2005年3月22日 評・岩崎和夫(音楽ライター)
ピアニストでありながら文筆家としても活発な活動を続けている青柳いづみこのエッセイ集。様々な雑誌、小冊子などに書いてきた物をまとめているが、一つひとつの文章は短いにも関わらず内容の濃さではなかなか読み応えのある一冊だ。作曲…
【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」クレア NEW BOOK 2005年2月号
評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞を受賞した気鋭のピアニストによる、音と言葉をめぐるエッセイ集。 本書が8冊目となる著者は、文筆家と演奏家という「二つの私」を行き来する中から、研ぎ澄まされた言葉を紡ぐ。ドビュッシー論や、ア…
【書評】「双子座ピアニストは二重人格?」月刊現代 2005年1月号
本のエッセンス ステージ上のピアニストは、演奏中なにを考えているのだろうか。著者の場合、着なれないドレスが気になったり、遠くに見え隠れする観客の様子が気になったり・・・。暗譜を忘れて、頭のなかはパニック状態ということもあ…


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