バロックから現代まで、花にみちびかれた28曲
花々の蠱惑的な光と影を青柳いづみこがリリカルに描く
きれいな花にはトゲがある……とよく言われますが、ご用心。
トゲのない花にも毒があります。
たとえば可憐なすずらん。
活けた水を飲むだけでも危険とか。
このアルバムは、そんな危うさを孕む花にちなんだピアノ曲で編んだものです。
【曲目】
フランソワ・クープラン: ケシ クラヴサン曲集第4巻より(1730)
シリル・スコット: ポピー 5つのポエムより(1912)
シリル・スコット: ロータスランド 2つの小品より(1905)
ジェルメーヌ・タイユフェール: フランスの花々(1930)
ピョートル・チャイコフスキー: 雪割草 四季より(1876)
ロベルト・シューマン/クララ・シューマン: 献呈 ミルテの花より(1840/1874)
奥村一: 花によせる三つの前奏曲(1970)
ジャン・シベリウス: 5つの小品(花の組曲)(1916-17)
レイナルド・アーン: 当惑したナイチンゲール より(1912)
高橋悠治: メッシーナの目箒 改訂版(2019/2020)
伊左治直: ルコウソウ(縷紅草)(2011)
八村義夫: 彼岸花の幻想(1969)
レーラ・アウエルバッハ: さくらの夢(2016)
【演奏】
青柳いづみこ(ピアノ)
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◇書籍・同時期刊行◇
『花を聴く 花を読む』青柳いづみこ(月曜社)
花をめぐる音楽と文学の手帖。20篇のものがたり。
セットでご購入いただくと特別価格の4,000円(通常価格5,060円)でお求めいただけます。
発売 | 2021年12月7日 |
発売元 | ALM RECORDS |
ASIN | B09K1XFSN7 |
税込価格 | ¥2,800+税 |