『どこまでがドビユッシー?』は、めっぽう筆のたつピアニスト・青柳いづみこが、楽譜にしがみつかず、音楽の楽しみを教えるエッセー。ドビュッシーがポーの原作をもとに自ら台本を書き、オペラに仕立てたという意外な接点から、佐村河内問題まで扱うテーマは幅広く柔軟であるのが著者の持ち味。ジャズピアニスト大西順子とサイトウキネンの共演を通じ、クラシックとジャズの関係を論じた数章は本書の白眉(はくび)。音楽の奥深さと未来をそこに感じる。
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