レクチャーコンサート「大田黒元雄のサロン」
日本クラシック界の草分け、大田黒元雄(1893~1979)は100年前の1915年12月18日に東京大森のサロンで「ピアノの夕べ」と題したコンサートを開催し、ドビュッシーの作品を自ら演奏しています。サロンはその後、1916年12月までほぼ1ヵ月ごとに開催され、ドイツ音楽主流の当時、きわめて珍しかったフランス音楽をはじめ、ロシア、北欧、アメリカ、イギリスの音楽が紹介されました。出席者はのちの音楽評論家・野村光一、音楽之友社創業者で作詞家の堀内敬三、作曲家・菅原明朗などでプログラムはパリに渡った版画家・長谷川潔が装丁しました。今回は実際にサロンで演奏された作品の一部を再現します。
≪演奏曲≫
エドヴァルド・グリーグ(1843~1907)
『抒情小曲集』作品43より 「春に寄す」「エレジー作品47-7」
エドワード・マクダウェル(1861~1908)
『森のスケッチ』作品51より 「野ばらに寄す」「懐かしき思い出の場所で」「秋に」「睡蓮に寄す」
アレクサンドル・スクリャービン(1872~1915) 「2つの小品作品57」
セルゲイ・ラフマニノフ(1873~1943) 前奏曲作品3-2
クロード・ドビュッシー(1862~1918)
『アラベスク第1番』 『ベルガマスク組曲』から「月の光」
『前奏曲集第1巻』から「亜麻色の髪の乙女」「沈める寺」「ミンストレル」 ほか
日時:2016年3月13日(日)14時
会場:山村サロン(ラポルテ本館3階)開場は13時半を予定
料金:一般3,888円(朝日カルチャーセンター会員3,240円)
申込:朝日カルチャーセンター 芦屋教室
<注意事項>
窓口でお手続きの方はチラシ2-3をご覧ください。当日、受講券をご持参下さい。
★録音、録画、撮影は固くお断りします。
★当日の急なご連絡は12時以降、芦屋教室(0797-38-2666)までご連絡下さい。