ゆかりの奏者集う
28日、上野の東京文化会館で日本のクラシック草創期を支えた名ピアニスト、安川加壽子の没後20年を機に、ゆかりの奏者が集う演奏会が愛28日午後7時、上野の東京文化会館小ホールで開かれる。6月にあった記念コンクールの上位入賞者(上原琢矢さん、吉見友貴さん、小林遼さん)や、安川の教え子の青柳いづみこさん、三舩優子さんが出演する。
安川は1922年生まれ。パリで最先端の教育を受け、第2次世界大戦の勃発とともに17歳で帰国。帰国後は多くのフランス音楽を日本で初演し、教育者や室内楽奏者としても活躍した。
賛助出演はソプラノの盛田麻央さん。
一般5千円、学生3千円。
問い合わせは新(03・3561・5012)。