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【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第20回 室井摩耶子」(音遊人 2017年秋号)

室井摩耶子は、一九一二年生まれ。ゲザ・アンダやジョルジュ・シフラと同年で、伝説の名ピアニスト、ベネデッティーーミケランジェリの一歳下、我が師安川加壽子の一歳上だから、間違いなく現役最高齢ピアニストだろう。 その室井が七十…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第19回 平尾はるな」(音遊人 2017年夏号)

二〇一六年十月三十日、平尾はるなのデビュー五十周年記念コンサートを聴いた。 一九四二年、作曲家平尾貴四男の娘として生まれ、一柳慧『タイム シークエンス』をはじめ多くの現代作品を初演し、多くの現代音楽の弾き手を育てた名伯楽…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第18回 エリザベート・レオンスカヤ」(音遊人 2017年春号)

昨年十月、渋谷で「シーモアさんと、大人のための人生入門」を観た。八十九歳になるアメリカのピアノ教師へのインタビューとピアノ演奏を中心としたドキュメンタリー映画だ。 シーモア・バーンスタインは一九二七年ニュージャージー州生…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第17回 ホアキン・アチュカロ」(音遊人 2016年冬号)

ある音楽プロデューサーと話していたとき、何かのついでに、「日本にも若く優秀なピアニストがたくさん出てきているけど、その人たちが六十年、七十年を超えて活動していけるかどうか、何が決め手だと思いますか?」ときかれた。 即座に…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第16回 イングリッド・フジコ・ヘミング」(音遊人 2016年秋号)

フジコ・ヘミングのリサイタルを聴くのは、集中的に取材して文芸誌『すばる』に記事を書いた二〇〇六年以来のことだ。このときは、サントリーホールもすみだトリフォニーホールも東京オペラシティも東京芸術劇場もいっぱいだった。十年後…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第15回 ルース・スレンチェンスカ」(音遊人 2016年夏号)

一九二五年、アメリカのカリフォルニア州に生まれたルース・スレンチェンスカは、九十一歳を迎えるユダヤ系ポーランド人。二〇〇五年、八十歳でステージは引退しているが、二〇一六年六月刊行予定のチャオ・ユアンプーによる対談集で非常…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第14回 メナヘム・ブレスラー」(音遊人 2016年春号)

この記事は、二〇一五年十一月二十八日、サントリーホールでのメナヘム・プレスラーのリサイタルを聴いて書くつもりだった。同じ時期にN響とモーツァルトの協奏曲も予定されていたが、病気のためにドクターストップがかかった。同年の六…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第13回 アンリ・バルダ」(音遊人 2015年冬号)

一九四一年、アルゲリッチと同年生まれのフランス人ピアニスト、アンリ・バルダのことは拙書『神秘のピアニスト』(白水社)の中で書いた。 エジプトのカイロに生まれ、レシェティツキ門下のティエガーマンという先生に師事した。ティエ…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第12回 エリソ・ヴィルサラーゼ」(音遊人 2015年秋号)

グルジアのトビリシ生まれの黒髪のピアニスト、エリソ・ヴィルサラーゼのことは、ます教育者として知った。第十五回チャイコフスキー・コンクール。予備予選から聴きにいき、好ましいと思ったコンテスタントがみなヴィルサラーゼ門下だっ…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第11回 ジョルジュ・プルーデルマッハー」(音遊人 2015年夏号)

この欄でも紹介したアルド・チッコリー二が九十歳を待たずして亡くなり、しばらく心の中にぽっかり穴があいた状態だったが、四月四日、大阪のザ・フェニックスホールでジョルジュ・プルーデルマッハーを聴いたら、また前途が明るく照らさ…

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