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【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第31回 ピーター・ゼルキン」(音遊人 2020年夏号)

二〇一七年八月一日、すみだトリフォニーホールでピーター・ゼルキンの弾くバッハ『ゴルトベルク変奏曲』を聴いた。 前年、オペラシティが主催する「没後二十年武満徹オーケストラ・コンサート」に招かれ、自身が世界初演した『夢の引用…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第30回 ダニエル・バレンボイム」(音遊人 2020年春号)

二〇一九年十一月一日、パリのフィルハーモニー・ホールでバレンボイムの弾くベートーヴェンのソナタを聴いた。 二〇二〇年の生誕二百五十年に向けて連続演奏会の第六夜。「運命の動機」を使った第五番で開始し、同じく「運命の動機」が…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第29回 ルドルフ・ブッフビンダー」(音遊人 2019年冬号)

一九四六年生まれのブッフビンダーは、モーツァルト、ハイドン、ブラームスなどドイヅ・オーストリア系の作品を得意とする正統派ピアニ一ストだ。中でもベートーヴェンには定評があり、ザルツブルク音楽祭で史上はじめてソナタの全曲演奏…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第28回 アンヌ・ケフェレック」(音遊人 2019年秋号)

しっかりした様式感を保ちながら、決して頭でっかちになることなく、ペダルもたっぷり使い、人間的な魅力に溢れている。 舩木篤也によるプログラム・ノートには、この日演奏する三人の作曲家についてのケフェレックの言葉が引用されてい…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第26回 アレクセイ・リュビモフ」(音遊人 2019年春号)

二〇一八年十一月二日、サントリーホールのブルーローズで開かれた“アレクセイ・リュビモフ、エラールを弾く”を聴きに出かけた。   一九四四年生まれのリュビモフは七十四歳。モスクワ音楽院でネイガウスとナウモフに師事し、一九六…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第27回 高橋アキ」(音遊人 2019年夏号)

二〇一九年三月二十四日、宮地楽器ホールに、高橋アキさんによるブーランクの音楽物語「ぞうのババール』を聴きに行った。 二〇世紀音楽の旗手として知られる高橋アキさん。前号で紹介したリュビモフと同じ一九四四年生まれだが、シャー…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第25回 ブルーノ・カニーノ」(音遊人 2018年冬号)

一九三五年にナポリで生まれ、一九六〇年のダルムシュタット国際コンクールで入賞しているブルーノ・カニーノは、とりわけ二十世紀音楽のピアニストとして印象づけられている。プロフィールには、「ブーレーズ、ベリオ、シュトックハウゼ…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第22回 深沢亮子」(音遊人 2018年春号)

深沢(旧姓大野)亮子さんは、子供のころ、『ピアノの日記』で親しんでいた。ビアノを始めたばかりの子供にとって、先輩のお稽古の模様は何より参考になった。朝起きたら、まだ手が温かいうちにさらう、洗面はそのあと……など、今でも実…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第24回 マリア・ジョアオ・ピリス」(音遊人 2018年秋号)

ポルトガルのピアニスト、ピリスは1944年生まれで、この連載のテーマには少し若いのだが、引退を発表したのでサントリーホールで開かれたリサイタルに駆けつけた。 小柄で細身、手もさほど大きくはない。モーツァルトやシューベルト…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第23回 舘野泉」(音遊人 2018年夏号)

2018年3月25日、自由が丘の月瀬ホールで開催された館野さんのリサイタルを聴いた。自由が丘は館野さんの生地。ホールのあたりは子供のころの遊び場だったという。 1936年生まれの館野さんは、66歳のとき脳出血で右半身不随…

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