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【CD評】「6人組誕生!」(月刊ピアノ 2020年3月号)

評:河本美和子 20世紀初頭のパリでサティを中心に集まった若手作曲家”フランス6人組”。諧謔(かいぎゃく)的なミヨー、軽妙なプーランク、オリエンタルな雰囲気のタイユフェール、ミステリアスなデュレ、力強いオネゲル、コケティ…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(CDジャーナル 2019年5・6月号 評:堀江昭朗)

奇才・高橋悠治の編曲と連弾もだが、彼の訳による詩の朗読を青柳自ら行っているのも聴きもの。訥々とした語りに風情が漂う。その詩を書いたルイスによる歌曲、マラルメによる歌曲など、象徴派の詩人を”登場”させることで「ドビュッシー…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(CDジャーナル 2019年4月号)

ドビュッシーをライフワークとする青柳の、作曲家没後100年(2018年)企画に新たな一枚が加わった。”詩人”をテーマに、歌曲(盛田麻央/S)だけでなく、文学を源泉とする器楽曲の4種連弾(高橋悠治/p)を合わせる洒落た切り…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(ぶらあぼ 2019年3月号)

日本を代表するドビュッシー研究家・ピアニストである青柳いづみこによる本ディスクは、ドビュッシーの「印象派」というイメージをくつがえす重要なものとなっている。ドビュッシーは象徴派や高踏派の詩人と親交を結び、影響を受けた楽曲…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(月刊ピアノ 2019年3月号)

ピアノ演奏と執筆の世界で活躍する青柳が、ドビュッシーの歌曲とピアノ連弾曲を録音。「牧神の午後への前奏曲」では高橋悠治との連弾を聴かせ、歌曲「亜麻色の髪の乙女」では乙女がひばりと歌う様子を演奏する。「6つの古代碑銘」は本人…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(音楽現代 2019年4月号)

推薦 音と言葉、2つの媒体を紡ぐ青柳いづみこならではのドビュッシー選集。パリの詩人たちの詩作を基にした連弾曲や歌曲、朗読作品を収める。《牧神の午後への前奏曲》、《小組曲》は高橋悠治との連弾。ニュアンスの多彩さが想像を無尽…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(レコード芸術 2019年3月号)

濱田滋郎●Jiro Hamada 推薦 昨”ドビュッシー・イヤー”の余韻を曳いてであろう、青柳いづみこが、一見”落穂拾い”のようでいて、おそらく会心のアルバムを世に出した。二重奏(連弾)の相方には、異色のコンビと見えなが…

【CD評】「ドビュッシーとパリの詩人たち」(朝日新聞 2019年2月18日夕刊)

Four your collection ◇ドビュッシーとパリの詩人たち 青柳いづみこ他(ALM) 盛田麻央の、歌うというより語るような旋律の流れが快い。高橋悠治との連弾は溶け合う音の不思議な雰囲気が妙。「6つの古代碑銘…

【CD評】「ドビュッシーの夢」(音楽現代 2018年7月号)

推薦 没後百年記念アルバム。ドビュッシーの愛したベヒシュタイン(1925年製)を使っての響きの美しさが際立っている。高音の煌めきとバスや内声の奥行きと広がり、全体の透明感と弱音の終結の長く伸ばす余韻と余情。いずれもドビュ…

【CD評】「クロード・ドビュッシーの墓」(オーディオアクセサリー2018年6月号)

ドビュッシー没後に発行された追悼作品集から選んだ作品を組み合わせた、没後100年記念アルバム。さまざま作曲家の曲を通してドビュッシーの音楽と人物像が浮かび上がる好企画で、ピアノ連弾や歌曲を交えた構成も秀逸だ。再弱音までピ…

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