パリの音楽サロン アーカイブ

【書評】「パリの音楽サロン: ベルエポックから狂乱の時代まで」(ムジカノーヴァ2023年11月号)

コンクールのない時代に、音楽家はいかに自分の才能を世に知らせたのか 19世紀の音楽を演奏、もしくは学ぶ中で必ず登場する「サロン」。「サロン風の音楽」「サロンで愛された演奏家」…など、当然のように使われている言葉だが、はた…

【書評】「パリの音楽サロン: ベルエポックから狂乱の時代まで」(産経新聞2023年9月23日付朝刊)

めっぽう筆の立つピアニストが、19世紀末から20世紀初めのパリのさまざまなサロンを舞台に、音楽がつなぐ人間模様を華麗に描き出す。ドビュッシーにフォーレにサティといった音楽家。プルースト、コクトー、シャネルなど文化人。その…

【書評】「パリの音楽サロン: ベルエポックから狂乱の時代まで」(intoxicate 2023年8月号)

若く無名の音楽家が世に出る手段ですぐに想像できるのは、王室・貴族・教会の後押しや現在は音楽コンクールだろう。本書で紹介するのは1800年代末期から、第一次世界大戦を経て1920年代までの期間における文化の中心地パリの音楽…

【書評】「ショパン・コンクール見聞録 革命を起こした若きピアニストたち」(モーストリークラシック2023年3月号 江原和雄)

参加者のリアルな生態 著者はピアニストだが、多数の著書を持つ。本書は、一昨年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールを専門家の目で見た詳細なレポート。日本人コンテスタントのリアルな生態が浮かび上がる。 コン…

【書評】「ショパン・コンクール見聞録 革命を起こした若きピアニストたち」(Mikiki)

反田恭平や小林愛実らが出場、稀に見る激戦の2021年を聴きこみ審査員の採点にも言及。 https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/33160

【書評】「ショパン・コンクール見聞録 革命を起こした若きピアニストたち」(読売新聞 2022年12月18日朝刊)

日本人の入賞に沸いた昨年のショパン国際ピアノ・コンクールについて、現地で見聞したピアニスト・文筆家の著者は、「いささか旧態依然としたコンクールのスタンスに新風を吹きこむ数々の革命が起きた」と評する。 楽譜に忠実で「ショパ…

【書評】「ショパン・コンクール見聞録 革命を起こした若きピアニストたち」(週刊東洋経済新聞 2022年11月26日)

評者・キャリアアドバイザー 林 雅彦 既存の価値観を覆すような “革命的な” 演奏 2021年に行われた第18回ショパン国際ピアノコンクール。反田恭平が日本人として51年ぶりの2位入賞を果たし、小林愛実も4位入賞と日本人…

【書評】「花を聴く 花を読む」(2022年4月3日付世界日報)

 ピアニストの著者には文筆家という もう一つの顔がある。 演奏家としてリサイタルを開催する一方、師安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞を受賞するなど、名 エッセイストとして活躍してきた。  その著者が池坊の雑誌『…

【書評】「花を聴く 花を読む」(intoxicate)

 目で愛でるのはいい、だが口に入れてはいけない。花の美しさは毒でもある、体にとっても、心にとっても。  美は危ういものだ。いや、危うさこそが美を孕むのか。花に伴う棘はためでわかろうが、毒性は体に入れなければ、それと知れな…

【書評】「花を聴く 花を詠む」(西日本新聞 2021年12月26日)

カリスマ書店員の激オシ本 丸善博多店 徳永圭子さん 青柳いづみこ著『花を聴く 花を詠む』 切なく浮かぶ色、香り、毒  ピアニストで文筆家の著者が花をモチーフに古今東西の文学や音楽にまつわる記憶を鮮やかに紡いだエッセイ集。…

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