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◆書評、CD評
CD評 『やさしい訴え ラモー作品集ショパン 2005年11月号
DISC SELECTION 聴いておきたいこの一枚
壱岐邦雄(音楽評論家)
ラモーのクラヴサン曲をピアノ(1887年製スタンウェイ)で弾いての録音。当然ながら原曲の繊美、典雅な風趣は薄れる。かわって「タンブーラン」のドローン効果、「異名同音」における息の長いフレージング、「やさしい訴え」の和音の表情の微妙な移ろいや「王太子妃」のダイナミクスの綾など、ピアノの特性を活かしてのソノリティがラモーのクラヴサン曲にピアノ音楽としての新たな輝きを与え、魅せる。
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